留学希望者急増中！インフルエンサー活用の新サービスとは

近年、日本への留学を希望する外国人学生は増加しているものの、新型コロナウイルスの影響でその市場は深刻な影響を受けました。2023年に入り、入国制限が徐々に緩和されてきたものの、留学を希望する学生たちへの情報提供や勧誘活動には今なおさまざまな困難が存在します。そんな背景の中、外国人留学生の受け入れを支援している「第一葉」が新たに展開したのが、「SNSインフルエンサーによる学生募集サービス」です。

第一葉の取り組みとは？

第一葉は、7500人以上の日本語学習者のフォロワーを持つインフルエンサーを活用し、留学や就職に関する情報をライブ配信しています。この方法により、視聴者はリアルタイムでの質問や相談が可能となり、興味を持った留学希望者に対するカウンセリングやレコメンドが行われる仕組みが整えられています。

具体的な運営フローとしては、まずインフルエンサーが制作したコンテンツを視聴した後、留学に興味を持つ学生が個別に相談を受けることができるという形式になっています。このような形で、対面での説明会やフェアが難しい今の時代に適した形で留学情報が発信されています。

現代の学生行動パターン

最近の調査によれば、若者たちは情報収集や学習のために主にスマートフォンを活用しており、時間の使い方も影響しています。中国青年網のデータを参考にすると、大学生の約40％以上がスマートフォンを1日5時間以上使用していることがわかります。さらに、情報収集においても80.49%の学生がネットを利用しているとの結果が出ており、オンライン学習にも68.93%が積極的です。このように、デジタルコンテンツの重要性が増す中で、第一葉は新たなアプローチを模索しているのです。

日本の教育機関との連携

第一葉は今後、日本の教育機関と連携し、より多くの留学生が日本での学びを実現できるようサポートしていく方針です。これまでの実績としては、「来日サマーキャンプ」や「日本留学フェア」、「留学生就職支援講座」などを通じて、1200人以上の成功事例を生み出してきました。

新しい留学希望者をターゲットにしたアプローチが有効化されることで、国際的な交流も一層促進されることでしょう。交流が進むことで、日本の学校にとっても学びの環境がより豊かになることが期待されます。