SLCがリアルイベント開催
2025-02-07 11:58:25

日本最大のサステナビリティリーダーコミュニティ「SLC」が開催した情報開示義務化に向けたイベント

日本最大のサステナビリティリーダーコミュニティ「SLC」がリアルイベント開催



2025年1月21日、サステナビリティリーダーシップコミュニティSLCは、迫る情報開示の義務化に備えた実務者向けのリアルイベントを東京都内で開催しました。このイベントは、サステナビリティの情報開示に対する企業の理解を深めていくことを目的に行われました。

SLCの取り組みと背景



「サステナをともに」をテーマに掲げるSLCは、サステナビリティに関心を持つ企業や個人、有識者が無料で登録できるコミュニティです。会員は689名、所属企業は468社に上ります。定期的に開催されるリアルイベントでは、基調講演やパネルディスカッションを通じて情報交換やネットワーキングの場を提供し、企業のサステナビリティ経営を加速させることを目指しています。

今回のイベントでは、SSBJ(サステナビリティ基準委員会)の動きが焦点となりました。2025年3月までに策定予定のSSBJ基準は、東証プライム市場に上場する企業に対し、2027年3月期より開示が義務化される見込みです。これにともない、多くの企業が情報開示に関する対策を講じる必要があります。

基調講演とパネルディスカッションの内容



イベントでは、デロイトトーマツリスクアドバイザリーの中島史博マネージングディレクターが登壇し、サステナビリティ情報開示の義務化に向けた具体的な備えと実践方法について解説しました。参加者は、SSBJ/CSRDへの対応が企業経営に与える影響について学び、意識を高める機会としました。

パネルディスカッションでは、サステナビリティ2026年問題に関する具体的な解決策が議論されました。企業が抱える課題や実際のプロジェクト例を元に、効率的なマテリアリティ分析や内部統制の構築、プロジェクトスケジュールの管理について意見が交わされました。

参加者の感想と次回への期待



参加者から寄せられたアンケートでは、イベント満足度は93%と高く、次回も参加したいとの意見が多く寄せられました。「新たな情報を得られた」「講演内容が非常に分かりやすかった」といったコメントがあり、参加者の知識の向上が図られたことが伺えます。

СLCの今後の展望とプロジェクトの成功に向けて



SLCを運営するbooost technologies株式会社は「日本をサステナビリティ・トランスフォーメーション先進国へ」プロジェクトを2024年11月に立ち上げ、サステナビリティに関するデータ収集と利活用の最適実践を共有するコミュニティ形成を目指しています。次回のSLCリアルイベントは2025年5月ごろに開催予定であり、参加者同士が持続可能な社会や経済に向けた構造的変革を目指す交流を続けていくことが期待されます。


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会社情報

会社名
booost technologies株式会社
住所
東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング10F
電話番号

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