ケンテックの環境宣言
2025-12-15 10:57:24

ケンテックが環境製品宣言を取得しCO₂削減へ貢献

ケンテックの環境製品宣言取得:建設業界の未来に向けた一歩



近年、環境意識が高まる中で、建設業界における脱炭素化への取り組みが急速に進んでいます。特に、2050年に向けたカーボンニュートラルの実現が求められる今、建築物からのCO₂排出量を削減することは喫緊の課題です。この背景の中、ケンテック株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:矢口慎也)は、自社製品2種類について環境製品宣言「SuMPO EPD」を取得しました。

1. 取得した製品とその意義


ケンテックが取得した「SuMPO EPD」は、配筋付デッキ「スーパーフェローデッキ」と「SUPER Green DECK®」の2製品です。これらは、建物の骨組みや構造体を構成するための重要な中間財であり、安全で丈夫な建築物を実現するために不可欠な製品です。これらの製品は、ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用いて、全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示します。

2. 環境情報の「見える化」


「SuMPO EPD」によって、製品の環境負荷が客観的に把握できるようになりました。これにより、建材の選定時に環境面での配慮が促進され、エンボディード・カーボンの削減が期待されます。特に、建設時や解体時に発生するCO₂排出量を把握し、削減に向けた具体的な手立てを講じることができるのです。

3. 建材業界における新たな課題


建築物分野では、約40%のCO₂排出量が占める中で、これまでは主に運用時のオペレーションカーボンの削減にフォーカスされてきました。しかし、建設過程や解体時に発生するエンボディード・カーボンの削減は遅れており、これが新たな課題として浮上しています。今後、業界全体の脱炭素化を加速させるためには、エンボディード・カーボンを正確に把握し、削減策を講じることが急務です。

4. 未来に向けての取り組み


ケンテックは、2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、環境改善活動を積極的に展開しています。自社のCO₂直接排出削減に加え、サプライチェーン全体でのCO₂排出削減にも注力。今回の「SuMPO EPD」取得は、エンボディード・カーボンの削減に貢献するための重要な一環として位置付けられています。今後も、品質の高い環境情報を透明性高く提供し、建設業界のさらなる脱炭素化を後押しする方針です。

ケンテックの行動は、環境負荷を低減するだけでなく、次世代の建築物の在り方を提案するものであり、その影響は今後ますます大きくなることでしょう。

会社概要


  • - 社名:ケンテック株式会社
  • - 所在地:東京都千代田区岩本町2-8-12 NKビル7階
  • - 設立:1949年1月21日
  • - 代表者:矢口慎也
  • - 事業内容:建築用金属製品の製造、販売

詳細な情報は、公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
ケンテック株式会社
住所
東京都千代田区岩本町2-8-12NKビル7階
電話番号
03-3866-2106

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