埼玉県さいたま市で開催される完成見学会
さいたま市大宮区に新たに完成したハイブリッド構造のテナントビル、「鍵利CLT BLDG.」の完成見学会が、2025年の10月9日(木)と10月10日(金)、2日間にわたって行われます。このイベントは、ライフデザイン・カバヤ株式会社が運営する日本CLT技術研究所の加盟企業である近藤建設株式会社が手掛けたもので、木質建材CLT(クロス・ラミネイテッド・ティンバー)と鉄骨を融合させた次世代の建築モデルを誰でも見ることができる貴重な機会です。
参加概要
- - 日時: 2025年10月9日(木)、10日(金)
- - 時間: 一部 10:30~11:30 / 二部 14:00~15:00
- - 場所: 埼玉県さいたま市大宮区大門町2丁目26番地
- - 参加費: 無料
- - 申込み: 完全予約制(ウェブフォームより予約が必要)
- - お問い合わせ先: 086-243-6667
駐車場はないため、公共交通機関を利用することをお勧めします。
新しい建築モデルの特徴
「鍵利CLT BLDG.」は、鉄骨構造にCLTパネルを組み合わせたハイブリッドなタイプの建物です。中間層に木質建材を取り入れることにより、持続可能な社会を目指した環境に優しい建築が実現しました。特に、南面の耐震壁に使用したCLTパネルが外部に露出するデザインにより、建物に温かみを与えつつも視覚的な魅力を増しています。このような建設技術は炭素固定や間伐材の有効活用にも貢献しており、環境負荷の低減が期待されています。
環境に配慮した設計
今回のプロジェクトは、林野庁の『CLT活用建築物等実証事業』に採択され、国の支援を受けて進められています。CLTの特性を活かし、持続可能な資材としての利用を重視した設計が施されています。多層のCLTパネルを用いることによって高い耐震性を保持しながら、木に囲まれた心地よい空間を提供しています。
このように「鍵利CLT BLDG.」は、都市の中においても環境を調和させることができる新しい建築の未来を示唆しています。
まとめ
この完成見学会は、環境配慮型の建築やCLT技術について興味のある方にとって素晴らしい体験になるでしょう。当日は専門のスタッフが案内してくれるため、質疑応答も可能です。新しい建築のアイデアを探している方や、持続可能な社会への取り組みに関心がある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!