新文庫レーベル『双葉文庫パステルNOVEL』満を持して登場!
株式会社双葉社は、2025年3月12日に10代向けの新しい文庫レーベル『双葉文庫パステルNOVEL』を創刊します。これに伴い、注目の第一弾作品として2冊のライト文芸小説がリリースされます。ひとつは、いぬじゅん著の『君がくれた七日間の余命カレンダー』、もうひとつは、丸井とまと著の『世界の片隅で、そっと恋が息をする』です。どちらも10代の青春や恋愛をテーマにした感動的なストーリーが描かれています。
『君がくれた七日間の余命カレンダー』の魅力
まず注目すべきは、いぬじゅんによる『君がくれた七日間の余命カレンダー』です。物語は、自分に自信が持てない高校2年生の創生が、冬のある日、心花という幼馴染が不慮の事故に遭い、亡くなるという衝撃の展開から始まります。その後、創生の強い思いが奇跡を引き起こし、彼は事故の7日前にタイムスリップします。そこから彼は、小さな選択を通じて未来を変えようと奮闘します。
この作品では、友情や恋愛を通じて成長する姿が描かれており、「誰かのために行動することがどれほど大切なのか」を教えてくれます。特に、衝撃のラストに込められた感動的なメッセージは、読者に深い印象を残すでしょう。
『世界の片隅で、そっと恋が息をする』の魅力
もうひとつの作品、丸井とまとによる『世界の片隅で、そっと恋が息をする』は、青春ストーリーの中で「生きること」の大切さを描いています。物語は、高校1年生の望月椿が「クリスマスまでの1ヶ月」という期限付きで付き合うことになった北原深雪との関係を中心に展開します。
初めは条件付きの関係で始まる二人ですが、一緒に過ごすうちに次第に心が通い合います。椿の隠していた秘密が発覚したとき、北原は他者のために行動することや、自分自身の成長の大切さに気づくことになります。感情豊かなやり取りと切ない展開が、青春の真実を引き出しています。
新たなレーベルの期待と著者のメッセージ
新しいレーベルに込められた思いについて、いぬじゅん先生は「誰かのことを想う気持ちは、きっと奇跡だって起こせるはず」と語ります。また、丸井とまと先生は「眩しく爽やかな表紙と挿絵で、青春の真ん中にいる主人公たちの物語を楽しんでいただければ」と期待を寄せています。
双葉社の『双葉文庫パステルNOVEL』は、新しい世代の読者に愛される作品を提供し、感動や思春期の葛藤を描くことで、今後の展開に目が離せません。3月12日の発売を心待ちにしましょう。
書籍概要
- 著者:いぬじゅん
- 価格:759円(税込)
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- 著者:丸井とまと
- 価格:748円(税込)
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