陶壁「陰翳」が受賞
2022-10-07 13:30:01

陶芸の技が生んだ室内装飾用陶壁「陰翳」が受賞

陶芸の技が生んだ室内装飾用陶壁「陰翳」が受賞



株式会社TNコーポレーションが手掛けた室内装飾用陶壁「陰翳」が、この度2022年度のグッドデザイン賞を受賞しました。この賞は公益財団法人日本デザイン振興協会によって主催されており、優れたデザインを称える国内外での重要なポイントです。

「陰翳」という商品は、日本特有の美しさや重厚感を追求して製作されたもので、特にそのクオリティに高い評価が寄せられています。現代において、デザインの重要性はますます高まっており、この受賞を契機にTNコーポレーションでは「陰翳」の販売促進を強化し、さらなるブランドの向上に力を入れる予定です。

受賞の背景とは?


この陶壁の開発は、ある創造的な発想から始まりました。「一泊10万円クラスの高級ホテル仕様の内装タイルを作ろう」との言葉を出発点に、陶壁という新たなジャンルに挑戦し始めました。陶芸の技法や素材を駆使し、その価値に見合う質感を追求しています。

デザイン面においても、格子窓などの日本の伝統的な美しさをモチーフにした4つのデザインを用意。特に近年の海外からの観光者に向けては、日本の伝統美を体感できるよう工夫されています。これにより、陶壁「陰翳」はただの装飾品ではなく、文化的な価値を持つアイテムとしても進化を遂げています。

審査員からの評価


審査員からは、「現代では画一的な建材が多く見受けられがちだが、これでは人々が住む空間が貧相になりかねない」とのコメントがありました。そんな中、「陰翳」は、伝承された技法を活かし、丁寧に仕上げられた一品。色合い、質感、存在感が相まって、人々に愛着を持たせる要素が満載です。

グッドデザイン賞とは


グッドデザイン賞は、1957年に創設された国際的なデザインの選定制度です。毎年、さまざまな企業や団体からの応募があり、暮らしの質向上や社会的な課題解決に向け、デザインの力を使おうとする活動が行われています。「Gマーク」として知られるこの賞のシンボルは、優れたデザインを象徴するものとして多くの人々に親しまれています。

株式会社TNコーポレーションとは


本社所在地は岐阜県可児市にあり、代表者は林敦司氏です。陶壁「陰翳」に興味を持たれた方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください。タイルパークでは「陰翳」を含む様々な陶壁を展示・販売しています。他にも試作開発室や、陶壁に関する情報が満載のページにもアクセスできます。

この受賞をきっかけに、今後のTNコーポレーションの活動から目が離せません。

会社情報

会社名
株式会社TNコーポレーション
住所
岐阜県可児市広見2601
電話番号
0574-62-1311

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