2025年8月1日、新たな魔法がかかる—アニメ制作の名門、株式会社ガイナが「株式会社BENTEN Film」へと社名を変更します。この変更は、単なる名称の変更にとどまらず、過去と未来をつなぎ、新たな挑戦を象徴するものです。
新たな出発
この変更の背景には、株式会社木下グループから株式会社Creator's Xへの全株式の譲渡があります。これまでのガイナは、様々な名作アニメーションを手がけ、業界での地位を確立してきました。『ババンババンバンバンパイア』や『グレンダイザーU』など、数々の人気作品を生み出したガイナが、どのように新しいステージを迎えるのか、期待が高まります。
社名に寄せる想い
新社名「BENTEN Film」には、吉祥寺の弁財天への敬意が込められています。吉祥寺は創業の地であり、井の頭池に祀られた弁財天はアートや創造の神様として信仰されてきました。社名にはこの特別な土地とのつながりが反映されており、過去の伝統を忘れない新たなスタートを切る姿勢が表れています。
社名の「Film」部分には、アニメーションの枠を超えて映画や映像の持つ可能性への意志が示されています。ガイナがこれまで培ってきたノウハウを活かしつつ、より広い表現の場へと進んでいく意欲が感じられます。
ロゴのデザイン
新ロゴにも心が込められています。水の神サラスヴァティーに由来する波線は、弁財天の流れと羽衣の動きを象徴し、BENTEN Filmの作品が人々の心に広がることを願ってデザインされています。使われた色は緋色で、日本の伝統色の一つ。情熱と力強さを表現しており、新しい作品に対する期待感が込められています。
会社概要
新社名:株式会社BENTEN Film
代表:代表取締役社長 浅尾芳宣(現行通り)
本社所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目12番13号 センチュリーホーム吉祥寺ビル6階(現行通り)
URL:新会社ホームページは準備中
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事業内容:アニメーションの企画、制作
新たな旅への期待
アニメ産業は変化の速い世界ですが、長い歴史を持つ株式会社BENTEN Filmがどのような新作を世に送り出すのか、ファンとしてはワクワクせざるを得ません。新たなブランド名のもと、未来のアニメーションの可能性を探求していく姿勢は、多くのクリエイターにとっても刺激となるでしょう。
これからのBENTEN Filmの作品から目が離せない私たちは、彼らの新たな冒険に期待を寄せていきたいと思います。