自宅の不要品を活かす新たな取り組み「宅配PASSTO」が始動しました!
最近の社会において、私たちの日常に課題となっているのが、大量生産、大量消費、そして大量廃棄のサイクルです。特に、使用しないものや不要品が大量に蓄積されていく現状は、持続可能な社会を目指す上で大きな障害となっています。そこで、LINEヤフー株式会社が運営する「サストモ」と、ECOMMITが提供する資源循環サービス「宅配PASSTO」がタッグを組みました。
この新プロジェクトは、自宅に眠っている不要品を回収し、次の人につなげるという理念に基づいています。具体的には、500万人以上の友だち数を誇る「サストモ」のLINE公式アカウントを通じて、自宅の不要品を簡単に回収できる仕組みを整えました。この取り組みにより、年間で5万人以上が家庭の不要品を手放し、新しいものづくりの価値を生むことを目指しています。
「宅配PASSTO」の実証結果と具体的な取り組み
昨年9月、関東・中部・関西地域で「宅配PASSTO」の実証実験を行ったところ、約3,558名の参加者が約44トンもの不要品を回収しました。驚くべきことに、その循環率は97%にも達しました。この結果から、私たちの生活の中で簡単に循環のアクションを取り入れられることが明らかとなりました。
本日から、エリアを広げて本格始動する「宅配PASSTO」は、以下のようなアイテムが対象となります。
- - 家電
- - おもちゃ
- - 時計
- - 調理器具
- - 衣類
- - アウトドア用品
これらを手軽に自宅から発送でき、しかも送料無料という利便性が魅力の一つです。
サステナブルな未来に向けたビジョン
今後、ECOMMITは、回収した都市資源をメーカーに還元することで、循環型のものづくりを促進する取り組みへとつなげていきます。さらに、「サストモ」を通じて、企業のサステナビリティ活動を広め、多くのユーザーがこの取り組みへ参加できる環境を整える意向です。
例えば、企業の取り組みや成果を発信し、参加者が自身のアクションの意義を感じ取れるようにすることで、より多くの人々が自らサステナブルな未来に貢献していくことを促進します。こうして、自宅に眠る不要品を新しい価値として生かしていくことを目指します。
結論
「宅配PASSTO」は、ただの不要品回収サービスではなく、使わなくなったものが次の誰かに必要とされる新たな循環の仕組みです。このプロジェクトが進むことで、資源を大切にし、持続可能な社会を実現する手助けとなるでしょう。この機会に、自宅の不要品を見直し、次の世代へとつなげる一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。