刃物メーカー貝印、新たに特殊形状刃をEC販売開始

グローバル刃物メーカーである貝印株式会社が、2025年12月5日から新たに小型の特殊形状刃をECサイトで販売することを発表しました。これにより、顧客から寄せられた要望に応じた新商品の誕生を迎えます。特に、鋭い切れ味と高い切断精度で支持を受けていたこれらの小型刃は、中小企業を始めとするユーザーにとって非常に重宝されることでしょう。

新たに追加される商品の概要

今回追加される刃物には、以下の2つの製品が含まれています。

1. G12-1S-CC ステンレス（フッ素コーティング） 10㎜
- 品番：750BH2079
- 材質：ステンレス刃物鋼
- セット枚数：15枚（60ピース）
- 値段：3,300円（税込）
- サイズ：刃渡り10mm、高さ6.7mm、厚み0.15mm、刃角度22°

2. K6.5-1C炭素鋼 6.5㎜
- 品番：750BH2080
- 材質：炭素工具鋼
- セット枚数：5枚（75ピース）
- 値段：3,300円（税込）
- サイズ：刃渡り6.5mm、高さ12mm、厚み0.1mm、刃角度26°

これらの刃物は、今後、ゴムチューブや様々なテープ類、繊維製品など、品質が求められる多岐の用途での活用が期待されています。

異物混入対策ナイフの新カラー展開

さらに、同社は異物混入対策ナイフのカラーバリエーションにも変更を施しました。新たにブルー、グリーン、ピンクの3色展開が実現し、食品工場での使用を見据えた設計になっています。食品の袋を安全にカットすることを目的としたこのナイフは、アレルゲン対策など多様な用途でのニーズに応えています。

また、少量（3本）のパッケージオプションも新たに追加され、飲食店などで少量使用を検討する顧客にも便利です。これにより、幅広い層のニーズに応える対応が可能となりました。

貝印株式会社の概要

貝印は、1908年に岐阜県関市で創業した刃物の老舗企業です。主にカミソリや美容ツール、調理器具、医療用刃物など、生活に密着した多様な刃物を手掛けており、商品の企画から生産、販売までの全過程を自社で行っています。

同社の公式サイトや問い合わせ窓口も用意されており、購入希望者は直接連絡を取ることができます。顧客からのフィードバックを大切にし、製品改良に積極的に取り組む姿勢が際立っています。

今後も貝印は、刃物業界における革新を持続し、プロフェッショナルから一般ユーザーまで多くの顧客に満足してもらえる商品を提供することでしょう。