パークハイアット東京が2025年12月に贈る新たなラグジュアリー体験

パークハイアット東京、2025年12月にリニューアルオープン

東京都新宿区に位置するパークハイアット東京が、2025年12月9日（火）にリニューアルオープンします。このリニューアルは、2024年5月から始まった大規模改修工事の成果で、宿泊およびレストランの予約受付は2025年9月24日（水）から可能となります。

30年以上続く伝統と革新の融合

パークハイアット東京は、1994年にアジア初のパークハイアットとしてオープン以来、国内外の旅行者に親しまれてきました。建築家丹下健三氏の設計による美しい新宿パークタワーの39階から52階に位置し、360度の景観を楽しむことができます。リニューアルでは、インテリアデザイナーのジョンモーフォード氏のデザイン哲学を継承しつつ、フランス・パリを拠点とする建築デザイン事務所「ジュアンマンク」が監修。エレガントでありながら洗練されたラグジュアリーを実現しています。

改修は、天然素材や自然光を活かした心地よい空間創りを重視し、既存のデザインを忠実に再現しながら現代と調和する設備を導入。これにより、古き良き魅力と新たな快適性が融合したホテルへと生まれ変わります。

客室のアップグレード

改修の焦点は客室にあります。新たに85㎡の「パークスイート」が設けられ、全体の客室数は177室から171室に減少します。この変更によりスイートルームの需要に応える計画です。デラックスルームは、特注の家具を採用し、より開放感のあるエレガントなデザインに進化。また、バスルームは大理石と自然素材の調和によって快適さと美しさを兼ね備えています。

新たなダイニング体験

食事の面でも注目すべき変更があります。デュカス・パリとのコラボレーションにより、新たに「ジランドール by アランデュカス」が登場します。日本の食材を生かしたフランス料理の新しいスタイルが楽しめるほか、オープンキッチンや洗練されたインテリアで新しいダイニング体験を提供します。

「ピークラウンジ＆バー」も新たに生まれ変わり、昼はアフタヌーンティー、夜にはバータイムが楽しめる空間へと進化。最上階の「ニューヨークグリル＆バー」と日本料理「梢」は従来のスタイルを維持しつつ、常に新しいメニューを揃えています。

期待される新章の始まり

パークハイアット東京の総支配人フレデリックハーフォースは、「このリニューアルは過去の伝統を大切にしつつ、未来に向けた新たな旅の扉を開くものです」と述べ、改修された空間に期待を寄せています。また、デザイン監修を担当したジュアンマンクの共同CEO、パトリックジュアン氏は、訪れるゲストが新たなエネルギーを感じられる場であってほしいと語ります。