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育成ゲーム『EKIBO』が「App Store BEST OF 2017」を受賞した背景とは

2017年、アプリ業界で特に斬新で創造的な作品に授与される「App Store BEST OF 2017」の栄誉を受けた育成ゲーム『EKIBO』。このアプリは、ユーザーの日常生活をゲームに変化させる画期的な要素や、プレイヤーの体験を基にキャラクターが成長する仕組みが評価されました。今回は、開発の経緯やその魅力について、詳しくご紹介します。

EKIBOとは？

『EKIBO』は、駅（EKI）に存在する人工生命体（BOT）であるキャラクターを育成するゲームです。プレイヤーが実際に乗った電車の路線をもとに、EKIBOが日本中の駅を開拓していきます。通過した駅や滞在した場所に応じて、EKIBOの見た目や能力が変化し、個性豊かなキャラクターに成長します。さらに、EKIBOとのチャット機能を通じて、よりパーソナライズされたキャラクターを育成することもできます。

開発の秘話

特筆すべき点は、アプリの開発が実際に電車の車両内で行われたことです。CEOのMatthew Fargo氏は、電車を利用しながらアイデアを練り、魅力的な要素を盛り込むことに成功しました。彼は「面白メンバーの面白アイディアを元に面白アプリができて、多くのユーザーに使っていただき光栄」と語り、これまでの努力が結実した瞬間を振り返ります。アプリのゲーム性や使用感についても、「予想できない展開が育成ゲームの面白さを引き立てる」と述べ、さらなる進化への期待感を示しています。

EKIBOの魅力

『EKIBO』が提供する魅力は多岐にわたります。まず、EKIBOとの楽しいチャットがあり、プレイヤーはEKIBOとのコミュニケーションを楽しむことで、より個性的なキャラクターに育てることができます。最近では、EKIBOがラップをする能力も身につけたとのことで、会話を通して成長する様子は、プレイヤーにとって大きな楽しみの一つです。

さらに、EKIBOは実際の街情報を検索する機能も搭載しています。飲食店や人気スポット、イベント情報など、プレイヤーの趣味やセンスに合った情報を提供することで、日常生活でも役立つアプリとなっています。

バーチャルとリアルの融合

興味深いのは、EKIBOがプレイヤーの代わりに旅をすることができる点です。プレイヤーが会社や学校にいる間にもEKIBOは旅に出て、記念写真を撮影するなど、リアルな体験をシミュレーションします。この機能は、遠く離れた場所にいる他のユーザーに対してもコミュニケーションの手段を提供し、楽しいやりとりを生む要素となります。

また、記録の自動生成機能を通じて、乗った電車や訪れた場所がログとして残ります。これにより、過去の旅行や思い出を振り返るきっかけにもなります。さらに、旅先で見つけたおみやげを使ってEKIBOを着せ替えることができるのも、大きな魅力です。日本中の隠れた名物や限定おみやげを発掘する楽しさが加わります。

まとめ

『EKIBO』は、ただの育成ゲームではなく、ユーザーの行動や体験をバーチャルに反映させる新たな試みを行ったアプリです。この受賞は、開発者たちの努力と情熱の賜物であり、多くのユーザーに愛される理由となっています。今後もEKIBOの進化が期待され、さらなる体験の広がりを見せてくれることでしょう。

公式サイトやアプリストアからのダウンロードをぜひお楽しみください。

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