ゴッホ展とのコラボガラスアクセサリー、シュテーデル美術館での展示
日本のリフレクトアート株式会社が、ドイツのシュテーデル美術館においてゴッホの「星月夜」と「ひまわり」をモチーフにした特別なガラスアクセサリーを展示しています。この展示は日本のアクセサリー業界では初めての試みで、同社が手がけた華やかなデザインが話題となっています。
展示の実施経緯
この特別展示は、現在開催中の上野の森美術館でのゴッホ展とのコラボレーションの一環として実現しました。展示されたアクセサリーは、シュテーデル美術館の「ゴッホ展」に出展されることになり、地域の美術愛好者や観光客から注目を集めています。今回の展示は、華やかかつ着用しやすいデザインが評価されています。
アクセサリーの種類と特徴
展示されているアクセサリーは、ゴッホの「星月夜」と「ひまわり」に基づいたものです。
星月夜をイメージしたアクセサリー
- - アイテム: ネックレス、イヤリング、ピアス、カフス
- - 価格: 4,500円(税別)から25,000円(税別)
ひまわりをイメージしたアクセサリー
- - アイテム: ネックレス、イヤリング、ピアス
- - 価格: 2,500円(税別)から8,500円(税別)
これらのアクセサリーは、アメリカのNASAが開発した特殊な技術を用い、東京上野の工房で手作業によって色を重ねられています。そのため、一見するとガラスとは思えないほどの輝きを放っていますが、ガラス特有の透明感と色の変化も体感できます。
制作へのこだわり
この独自のガラスアクセサリーは、色彩の表現において非常に高い技術が必要です。制作には何十回も試行錯誤が繰り返され、福村彩乃代表は「色を似せるだけでなく、絵画の世界観を感じながら着用できることが重要」と語ります。身に着けやすさにも気を配りつつ、毎回異なる作品を作り出すためにサンプル制作を続けているのです。
展示期間とゴッホ展の概要
- - 展示期間: Städel Museum 「MAKING VAN GOGH」 2019年10月23日〜2020年2月16日
ゴッホの作品は、彼独自の画風を確立するまでに多くの影響を受け、彼が後期印象派の代表的画家となる過程を描いた展覧会です。美術館の歴史的背景も同時に楽しむことができる興味深い内容となっています。
シュテーデル美術館について
シュテーデル美術館は、ドイツ・フランクフルトに位置し、19世紀初頭から続く深い歴史を持つ美術館です。様々な美術品や絵画がそのコレクションに集結しており、特にゴッホの作品も見ることができます。大空襲の影響を受けつつも、再建され、現在の形を保っています。
リフレクトアート株式会社の理念
リフレクトアートは「芸術を反響させていく」との理念をもとに、アートとアクセサリーを融合させた作品制作を行っています。この会社は、さまざまな美術展とのコラボや、自社ブランドの展開に力を入れています。
福村彩乃について
福村彩乃氏はピアノ演奏を経た後、家族の趣味であったガラスを用いてアクセサリー制作に挑戦しました。彼女はこれまでに多数の美術展とのコラボレーションを行い、高い技術と独自の発想で多くのファンの心をつかんでいます。
レトロな魅力と現代のデザインが融合したガラスアクセサリー展示、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。