TDKオーケストラ特別イベント
2019-12-05 17:02:23

TDKオーケストラコンサート2019、学生を招待した特別イベントの裏側

TDKオーケストラコンサート2019の特別な瞬間



2019年11月21日、東京オペラシティコンサートホールでは、ケルン放送交響楽団を招いた感動のオーケストラコンサートが開催されました。その中でも注目を集めたのは、事前に行われた公開リハーサルと学生たちを対象とした特別なレクチャーです。

公開リハーサルへの学生招待



この日、参加したのは230名の学生たち。彼らは、名指揮者マレク・ヤノフスキ氏とオーケストラのリハーサルを間近で見学しました。リハーサル前には、東京藝大特任教授の千住明氏によるプレレクチャーが開催され、音楽に対する理解を深める機会となりました。

千住氏は、欧米のクラシック音楽の最新事情について興味深い解説をし、ベートーヴェンの作品についても深く掘り下げました。さらに、本番前のリハーサルの見どころを紹介し、学生たちの学びを促しました。学生たちは熱心に耳を傾け、音楽の世界に浸る貴重な体験を得ました。

公開リハーサルでは、ヤノフスキ氏がオーケストラのメンバーと息を合わせ、音楽を作り上げるその姿を見学しました。リハーサルの後には、本公演に招待された30名の学生たちがプロセスの全貌を直接見られるチャンスを得ました。このような機会は、彼らの音楽への情熱と将来への夢を一層膨らませるものでした。

TDK Rising Starsレクチャー



続いてのイベントとして、11月22日には桐朋学園大学で「TDK Rising Starsレクチャー」が初開催されました。このレクチャーは、音楽の未来を作ろうとする学生を支援する目的でスタートしました。

ここでは、ケルン放送交響楽団の首席ヴィオラ奏者、村上淳一郎氏が母校に戻り、約40名の学生に対して自身のヨーロッパでの経験を基にした貴重なレクチャーを行いました。村上氏はイタリアやドイツでの演奏活動の中で得た国際的な視点や文化に触れることで、音楽家としての成長について語りました。特に、人としての深みや視野を広げることができると強調しました。

また、村上氏は多様な音楽家仲間と共に切磋琢磨し、アートを形成していく過程の楽しさをかみしめたエピソードも紹介。それを通して、音楽に対する情熱を持ち続けることの大切さを学生たちに伝えました。

レクチャー後、学生たちからは「海外で成功するためにはどうすれば良いのか?」や「学校生活の中でプロを目指すために必要な意識とは?」といった質問が多数上がり、村上氏はエネルギー溢れる学園生活を糧にともに頑張ろうと激励しました。

まとめ



TDKの取組みは、若い音楽家たちにとって非常に意義深いものであり、音楽界の未来を担う彼らに貴重な経験を提供しました。オーケストラの公開リハーサル、そして村上淳一郎氏によるレクチャーは、今後の音楽活動においても大きな影響を与えることでしょう。音楽に対する情熱を持ち続け、未来に向けた一歩を踏み出す彼らの姿が思い描けます。

これからも、TDKのような取り組みが続くことに期待し、音楽の新しい未来を切り開くために、頑張ってほしいと思います。

会社情報

会社名
TDK株式会社
住所
東京都中央区日本橋二丁目5番1号日本橋高島屋三井ビルディング
電話番号

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