度会町の新挑戦
2023-07-05 10:00:03

米づくりの未来を守る!三重県度会町に新たな挑戦が始まる

米づくりの未来を守る新たな挑戦



三重県度会町は、日本一の清流・宮川を有し、美味しいお米の産地として知られています。しかし、近年、地元の農家離れが進行しており、持続可能な農業が危機に瀕しています。そんな中で、移住農家「おんじ屋」はこの問題に立ち向かうため、ライスセンターの新設に向けたクラウドファンディングを開始します。

度会町の現状



私たちおんじ屋は、8年前に度会町に移住し、新規で米づくりを始めました。最初は1町からのスタートでしたが、現在では16町の田んぼを作るまでに成長しました。インターネットを利用した直売も行い、全国のお客様に私たちの米を楽しんでいただいています。しかし、そもそも、現在の農業環境には大きな問題があります。

地域の米づくりの魅力を広めたいという気持ちとは裏腹に、農家たちは施設の老朽化と利用者の減少に直面しています。特に、米の乾燥調製にはコストがかかり、委託する農家が少なくなる中、作業が重なる時期に対する対策が不十分です。また、近年の台風による影響で、作業の遅れが生じることも多々あります。

ライスセンター新設の決意



こうした深刻な農家の現状を鑑み、私たちおんじ屋はライスセンターを新設することを決断しました。地元の農家さんや行政と何度も話し合った結果、既存の施設を活用するよりも、新たに建設することが最善だという結論に至りました。新たな施設を持つことで、農家たちが安心して米づくりを行える環境を整え、地域の農業を長期的に支えていきます。

地域教育の側面



ライスセンターの新設は、単に乾燥調製を行うだけでなく、地域の学校にも開放予定です。子どもたちに「お米ができるまで」の過程を見せ、米や農業への興味を引き出す取り組みを行います。田植え体験や稲刈り体験など、実際に体験しながら学べる機会を提供して、次世代の農業支援につなげていきます。

クラウドファンディングの実施



私たちのプロジェクトは2023年7月5日から9月15日まで、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて実施されます。目標金額は300万円で、主に新設ライスセンターの建設費用に充てられます。リターンとして、三重県度会町産のミルキークイーンや黒糖餅、田植え体験などを用意しています。

おんじ屋の使命



おんじ屋は、単に美味しい米を作るだけでなく、「持続可能な農業」を目指し、米の生産と加工品の開発に取り組んでいます。農業を通じて地域の魅力を発信し、全国にその良さを伝えていくことが私たちの使命です。このプロジェクトを成功させることで、多くの人が度会町の農業に興味を持ち、さらに関心を持ってもらうことを願っています。

まとめ



度会町の米づくりの未来を守るため、私たちおんじ屋は新たな挑戦を始めます。地域の農業を支えるために、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

会社情報

会社名
おんじ屋
住所
三重県度会郡度会町棚橋865-2
電話番号
050-1290-2039

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。