PUDU D5が登場
2025-12-04 09:51:43

次世代の自律型ロボット「PUDU D5シリーズ」がiREX 2025で初公開

新たな時代のロボットが誕生



Pudu Robotics(本社:中国深セン)は、東京ビッグサイトで開催された「2025国際ロボット展(iREX 2025)」において、次世代の自律型四足歩行ロボット「PUDU D5シリーズ」をお披露目しました。この画期的な製品は、産業用でありながらもあらゆる環境での使用を可能にするために設計されています。iREX 2025は、ロボット技術の最新の進展を見せつける場として知られ、多くの業界関係者やメディアの注目を集めています。

PUDU D5シリーズの特長



PUDU D5シリーズは、複雑な屋外環境や産業現場での活用が可能な高性能ロボットです。このシリーズには、脚式モデルと車輪式モデルが揃えられ、利用目的や環境に合わせた多様な選択肢があります。また、従来の室内利用から一歩進んで、あらゆる天候条件に適応できる能力が求められる産業向けに設計されています。

このロボットは、人間の監督なしでも自律的に動作することができ、周囲の状況をリアルタイムで分析する能力を備えています。NVIDIA Orinプラットフォームに基づく高度なコンピューティングシステムは、最大275 TOPSの処理性能を発揮し、物体認識や障害物回避、経路最適化などのマルチタスクを低遅延で実施します。

パフォーマンスと耐久性



PUDU D5シリーズは、最大100万平方メートルのエリアをカバーできるSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)技術を使って、マッピングとナビゲーションを実現しています。1回の充電で14kmの走行が可能であり、あらゆる環境でも安定した稼働を実現するため、IP67の防塵・防水性能を持ち、-10°Cから55°Cという広い温度帯で動作します。また、高強度アルミニウム構造を採用しており、最大30kgの荷重を運ぶことができ、長時間の連続稼働が可能です。

ビジネスニーズに応えるエコシステム



チーフエグゼクティブオフィサー(CEO)である張涛氏は、この新製品の発表が同社にとっての重要な節目であると語っています。iREX 2025では、Pudu Roboticsの全ラインアップを初めて展示し、様々な業界ニーズに適応する幅広い製品群を披露しました。展示された製品には、飲食店で人気の「BellaBot」や業務用清掃ロボット「PUDU CC1 Pro」などがあります。

これらの製品は、ホスピタリティ業界、医療、教育、物流、さらには小売業界など、多岐にわたる用途に用いられています。各種ロボットが連携して、オペレーション効率を向上させ、多様なビジネスニーズに応えていく姿勢を示しています。

Pudu Roboticsの将来



Pudu Roboticsは、AIとロボティクスを駆使して仕事や生活をより良くすることを目指しており、今後もこの分野での革新を続けるとしています。最新技術を取り入れ、人々の生産性や生活基準を向上させることが同社の使命であり、次世代のロボット技術開発に力を入れていく所存です。

今後もPudu Roboticsの活動に目が離せません。是非とも東京ビッグサイトでPUDU D5シリーズを体験し、その先進技術を実感してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
Pudu Technology Inc.
住所
東京都中央区入船東京都中央区入船1丁目9-8 ピエノアーク入船8F
電話番号

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