「中小企業新ものづくり・新サービス展」が大阪に集結！日本の未来を感じる3日間

「中小企業新ものづくり・新サービス展」開催概要

11月28日から30日にかけて、大阪のインテックス大阪にて「中小企業新ものづくり・新サービス展」が開催されます。この展示会は、全国中小企業団体中央会が主催し、ものづくり補助事業の一環として実施される日本最大級の展示会です。今回は、613社の中小企業が最新の技術やサービスを披露し、多様なビジネスマッチングが期待されています。

展示会の目的と参加企業の紹介

この展示会は2015年にスタートし、中小企業が生み出した革新的な製品や技術のビジネスマッチングを図ることを目的としています。今年は大阪会場のほか、12月6日から8日には東京会場でも658社が出展予定です。加えて、オンライン出展を含めると合計で1700社以上の企業が参加する見込みです。

今回注目されている技術には、「空中映像」を利用した新しいプロダクトが含まれています。たとえば、何もない空間にスイッチを投影して電気機器のオンオフを行うことができる「空中スイッチ」や、スマホと連携してゴルフの打撃練習をサポートする「Smart Shot」などが展示されます。さらには、防災関連商品や人手不足を解消するためのサービスも多岐にわたります。

期待されるビジネスマッチングの効果

前回の展示会でも、多くの成功事例が見られました。鋳鉄メーカーが釣り具メーカーとの出会いを経て環境に優しい鋳鉄オモリを開発した例や、介護用品メーカーが家具メーカーと連携して起立補助装置付きの椅子を受注したケースなど、実際にビジネスマッチングが成果を上げています。

セミナー情報と特別イベント

展示会期間中は、有名なゲストによるセミナーも行われます。初日は、日本レスリング協会の栄和人氏と吉田沙保里氏が登壇し、「夢を持ち続けることの重要性」について語ります。さらに、JAXA名誉教授の中谷一郎氏による「ロボットとAIの未来」についての講演が行われ、様々な専門家が参加する予定です。また、中小企業で活躍する女性達による座談会や、高専の生徒によるロボットデモンストレーションなど、参加者にとって魅力のある企画が盛りだくさんです。