アスエネの新展開
2024-12-19 10:41:44

アスエネのCO2削減クラウドがインドネシア金融界に新風を吹き込む

アスエネがCO2削減に寄与する革新的サービスを提供



アスエネ株式会社は、三井住友銀行の連結子会社であるPT Bank SMBC Indonesia Tbkに、CO2排出量の見える化と削減、報告を行うクラウドサービス「ASUENE」を導入しました。このシステムは、金融ポートフォリオ全体での脱炭素推進に向け、SMBC Indonesiaが持続可能な金融活動に対応するための重要な手段となります。

インドネシアでは、2050年までにカーボンニュートラルの達成を目指す目標が掲げられており、政府や金融サービス庁(OJK)は気候変動リスクの管理基準を強化しています。その中で、金融機関はPCAFスタンダード(Partnership for Carbon Accounting Financials Standard)や気候リスクストレステストのガイドラインに従い、排出量管理を改善する必要があります。これに伴い、インドネシア国内の金融機関にはCO2排出量見える化の効率化と信頼性向上が求められています。

SMBC Indonesiaによる「ASUENE」導入の背景



SMBC Indonesiaは、数千の投融資先を持つ大手銀行であり、CO2排出量を見える化することが急務とされています。アスエネの「ASUENE」を導入することで、投融資先企業のCO2排出量に関するデータの正確性と信頼性が大幅に向上し、PCAFスタンダードへの対応も容易になります。実際、SMBC Indonesiaは上場企業を中心に300以上の企業のPCAFスタンダード準拠を進める予定です。

「ASUENE」はホワイトラベルでも提供されており、SMBC Indonesiaは自身のブランド力を維持したまま、効果的にCO2排出量の見える化が実現できます。さらには、インドネシア語、日本語、英語に対応したサポート体制が整っており、地域特有のニーズに応えることが可能です。これにより、顧客への価値提供が大きく向上します。

今後の展望と取り組み



アスエネは今後もインドネシア市場において持続可能な金融活動を支援し、CO2排出量削減に寄与するサービスを引き続き提供していく方針です。SMBC Indonesiaとの提携を通じて、さまざまな金融機関と連携しながら、ファイナンスポートフォリオ全体での脱炭素目標達成に向けたワンストップ支援を行います。

SMBC Indonesiaのフィナンシャルサービスとの差別化を図るため、アスエネは顧客に対して個別に対応できる柔軟性を大切にし、業界のトレンドに応じた革新的なソリューションを提供していく考えです。アスエネのCEO、西和田浩平氏は「インドネシアの企業が規制に対応しつつ、持続可能性を推進するための効率的なソリューションを提供していく」とコメントしています。

この新たなサービスの導入が、インドネシアにおける持続可能な金融システムの構築にどのように寄与していくのか、今後の動向が期待されます。


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会社情報

会社名
アスエネ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号

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