株式会社ウィル、SDGs推進私募債を発行
兵庫県宝塚市に本社を構える株式会社ウィル(代表取締役社長:坂根 勝幸)の完全子会社、株式会社ウィル空間デザイン(代表取締役:佐藤 慎二郎)が、2024年10月25日に「SDGs推進私募債」の発行を発表しました。この私募債の目的は、資金調達に加えて、一般社団法人 障がい者自立推進機構が運営する「パラリンアート」への寄付を行うことです。
社会貢献の取り組み
株式会社ウィルは、これまでも手足に障がいがある方のために介助犬の育成や支援活動に取り組んできました。特に、阪神淡路大震災や経済危機の中で創業した経歴に基づき、社会に対する恩返しの一環として様々な活動を展開。2003年には、介助犬の誕生を描いたテレビドラマとの出会いをきっかけに、介助犬支援活動を始めることとなりました。それ以来21年にわたり、累計で約1,800万円の寄付を行っています。
今回の私募債の寄付先として選ばれた一般社団法人 障がい者自立推進機構は、障がい者が直面する社会問題の解決に向けた活動を行っています。ウィルの理念と共鳴し、この機構に寄付を行うことが決定されました。
SDGs推進私募債の概要
このSDGs推進私募債は、発行総額1億円、期間は5年で設定されています。企業が発行した私募債から得られる手数料の一部を用いて、選定したSDGs関連団体への寄付を行う仕組みです。具体的には、寄付額は私募債の発行額の0.1%に相当します。
ウィル社は、不動産、リフォーム、広告制作、人材事業など多岐にわたるビジネスを展開しており、社員数は358名にのぼります(2024年6月30日時点)。グループ全体での強い結束をもとに、今後も続々と社会貢献活動を拡大していく姿勢を示しています。
まとめ
株式会社ウィルは、SDGs推進私募債を通じて具体的な社会貢献を行っていることが明らかになりました。障がい者支援という重要なテーマに取り組む姿勢に、多くの人が共感することでしょう。今後もこのような取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に向けてさらなる貢献を期待します。
会社情報
株式会社ウィル
創業:1993年10月1日
資本金:304,060,850円
代表者:代表取締役社長 坂根 勝幸
社員数:358名(2024年6月30日時点)
事業内容:流通事業、リフォーム事業、リノベーション事業、家具事業、開発分譲事業、賃貸事業、不動産取引派生事業など
店舗数:全23店舗(関西12店舗・中部6店舗・東京圏5店舗)
* ホームページ:
https://www.wills.co.jp/