東京都女性活躍推進大賞の大賞に輝いたEPO
特定非営利活動法人EPOが、令和7年度の「東京都女性活躍推進大賞」において見事に「大賞」を受賞しました。この賞は東京都が主催し、女性の活躍を推進するための優れた取り組みを行っている企業や団体、個人を表彰するものです。
EPOの背景と活動
EPOは江戸川区に拠点を持ち、重症心身障がい児を対象とした通所支援施設「ここね」を運営しています。ここでは、対象となるお子様たちが安心して過ごせる環境を整備し、児童発達支援や放課後等デイサービスを提供しています。これまでに延べ200名以上の子どもたちがこの施設を利用し、多様な支援を受けてきました。
また、EPOは「COCOLON」というコミュニティも展開しており、家族や支援者がつながる場を提供しています。ここでは、様々なイベントやセミナーが開催され、子育てや支援に関する知識を共有する機会も設けられています。実際、2024年には34回のイベントを実施し、約1000名が参加しました。
受賞の意義
EPOの受賞は、その活動が評価された証です。特に、家庭における支援が行き届かない重症心身障がい児やその家族にとって、EPOの存在は大変貴重です。理事長の齋藤えりか氏は、受賞の際に「私たちの取り組みが評価されたことは自信と今後の発展につながります」とコメントしています。
EPOの取り組みは、子どもたちが「遊び・学び・つながる」機会を増やすことを目指しており、孤立しやすい家族にとっても心の支えとなっています。特に、定員5名の少人数制での支援は、子ども一人ひとりに寄り添う丁寧な接遇が強みとなっています。
今後の展望
今後もEPOは、重症心身障がい児とその家族に対して、切れ目のない支援を提供していく考えです。孤独や不安を感じる母親にとって安心できる存在であり続けたいとしています。支援の質を高めることはもちろん、COCOLONのようなつながりの場を広げていくことで、子どもたちとその家族が社会に積極的に参加できるよう努める方針です。
EPOの活動は、地域社会における女性の活躍推進にも大きく寄与しています。これからも多くの家族とともに歩み続けるEPOの取り組みに、多くの期待が寄せられています。
お問い合わせ先
EPO及びCOCOLONへのお問い合わせや取材、協賛などについては、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
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[email protected]
このように、東京都女性活躍推進大賞の受賞、特定非営利活動法人EPOの活動は、地域社会における女性の地位向上や、重症心身障がい児とその家族の支援において重要な役割を果たしています。受賞を機にさらなる発展が期待されるEPOの今後に注目です。