百瀬あん先生の10周年記念イベントをレポート!
2026年6月28日、池袋のサンシャインシティで開催された『Boys Love Tokyo 2026』において、BL漫画界の人気作家、百瀬あん先生のデビュー10周年を祝うスペシャルトークイベントが行われました。これまで数々のヒット作を世に送り出してきた百瀬先生が、ファンとともに感動的なひとときを共有しました。イベントはMCの森遥香さんの進行のもと、百瀬先生のこれまでの歩みを振り返りながら進行されました。
会場には雨の中、多くのファンが集まり、百瀬先生はにこやかな笑顔で舞台に上がりました。最初に、デビュー10周年を迎えた心境を問われた百瀬先生は、「本当にあっという間でした」と語り、続けて「これまでは前だけを見て走ってきましたが、今では受け取り手のことを考えるようになりました」と、作品への思いの変化を明かしました。この言葉には、ファンから温かい拍手が送られました。
気になるのは、どのようにして読者を意識するようになったのか。そのきっかけは、編集部に届いたあるファンレターだったと百瀬先生は振り返ります。それによって、作品の中で特にキャラクターの言葉選びに気を使うようになったと述べ、「この表現が誰かを傷つけるかもしれない」と考えるようになったとのこと。この細やかな気遣いに、客席は感動の声を上げました。
次に、百瀬先生は自身の代表作を振り返り、その制作秘話を語りました。特に『幼馴染じゃ我慢できない』の幼馴染関係の描写について、「友情を壊さないために、伝えたくても言えない思いを描きたいと思った」と述べ、会場を笑わせました。その中で、登場人物の一人に対する当初のイメージが変わっていったエピソードを披露し、観客を楽しませました。
また、もう一つの作品『ナカまであいして』についても触れ、「キャラクターデザインに思い切りを感じた作品」とコメント。特に女性キャラクターの扱いについても重要視していると語り、「親近感を持たれるように描いている」として、視聴者を引き込む要素を大切にしていることを明かしました。
後半では、iPadを使用したライブドローイングが行われました。観客の目の前で描くのは初めてだと思いつつも、百瀬先生はエネルギーにあふれた姿を見せました。実は事前に用意したデータが消えてしまい、その場で新しいラフを描いたというハプニングもあったそうですが、その技術力に観客は驚かされました。さらには、「ベッドシーンを描くのが好き」と打ち明けると、その話に頷くファンも多数見受けられました。
そして、嬉しいニュースも飛び出しました!百瀬先生はデビュー10周年を記念してファンブックを制作中で、過去の全コミックスや特別描き下ろしが収録される予定だと明かしました。秋の発売が待ち遠しいこちらのファンブックに期待が高まります。
最後に、百瀬先生はファンへの感謝の言葉で締めくくりました。「私がここに立てているのは皆様のおかげです。これからの10年もどうか応援してください」といった言葉を残し、盛大な拍手が寄せられてイベントは幕を閉じました。
Boys Love Tokyo 2026 とは
2026年6月に池袋で開催される史上最大のBLイベントで、40人以上の作家による展示やサイン会、トークショーなどが行われます。公式ホームページでは、さらなる情報が掲載されていますので、ぜひチェックしてください!
公式ホームページ
また、BL専門通販サイト「コミコミスタジオ」では、開催記念グッズの事後通販も行われているとのことです。期限は2026年7月26日までですので、お早めにご利用ください!
事後通販ページ