鈴茂器工とAI Quest
2021-11-26 13:30:05
鈴茂器工がAI Questに参画、業務効率向上を目指す取り組み
鈴茂器工がAI Questに参画
鈴茂器工株式会社は、経済産業省の取り組みである「AI Quest」プロジェクトに参加することを発表しました。このプログラムは、実際の企業が facedにしている課題に基づいたケーススタディを通じて、AIを活用した問題解決スキルを学ぶ場として位置づけられています。
需要予測をテーマにした取り組み
鈴茂器工が参画するこのプロジェクトでは、「需要予測」というテーマに焦点を当てています。参加者は、AI技術を活用し、日常業務の品質を向上させるとともに、予測精度を高めることを目指します。この取り組みを通じて、同社は「消費者」と「事業者」に新たな価値を提案し、食の「おいしい」や「温かい」を世界中の人々に届けることを目指しています。
AI Questの背景と目的
近年、AI技術は急速に進化しており、企業でもその活用が求められるようになっています。そのため、経済産業省は企業の課題解決に寄与できる人材の育成を目的とし、2019年から「AI Quest」プログラムを実施しています。このプログラムは、従来の一方通行の講義形式ではなく、参加者同士が交流しながら実践的に学ぶことを重視しています。
受講者は、プロジェクトを通じて技術や知識以上のものを得られます。具体的には、実際の企業課題に取り組むことで、AIを活用した問題解決に必要な知恵を身に付けることが期待されます。
鈴茂器工の企業概要
鈴茂器工株式会社は、東京都練馬区に本社を構え、1961年に設立されました。米飯加工機械や包装資材、寿司ロボットなどを製造・販売しており、特に1981年に世界初の寿司ロボットを開発したことで、寿司の大衆化に成功したことで広く知られています。現在、同社は世界市場でのシェアもトップクラスの地位を確立しています。
最近では、食ニーズの多様化に応えるため、最新のご飯盛り付けロボット「Fuwarica(ふわりか)」を開発し、「第25回外食産業貢献賞」を受賞しました。
未来に向けた展望
鈴茂器工は、数十年にわたり「食の『おいしい』や『温かい』を世界の人々へ」というビジョンの基に、新しいフードビジネスを追求してきました。今後もAI技術を活用した取り組みを進化させ、さらなる成長を目指して行く方針です。
このように、鈴茂器工の「AI Quest」への参加は、同社にとって新たな挑戦だけでなく、食業界全体に大きな影響を与えるものとなるかもしれません。AI技術を駆使して、効率的かつ新しいビジネスモデルの構築を目指す同社に、今後の展開が期待されます。
会社情報
- 会社名
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鈴茂器工株式会社
- 住所
- 東京都中野区中野4-10-1中野セントラルパークイースト6階
- 電話番号
-
03-3993-1457