メンタルヘルス支援の革新
株式会社トータルブレインケアが提供するメンタルヘルスサービス「マインドメーター」が、経済産業省が推進する「ウェルココ」に正式に掲載されました。この掲載は、企業が従業員のメンタルヘルスを定量的に評価できる新たな道を開く重要なステップといえるでしょう。
「マインドメーター」とは
「マインドメーター」は、ゲーム感覚で楽しみながら利用できる認知機能評価ツールです。このツールは、従業員のメンタルヘルス、ワーク・エンゲイジメント、生産性を支える認知機能を可視化します。ユーザーは簡単なゲーム形式のタスクを通じて、自身の認知機能を客観的に評価できるのが特徴です。
さらに、このサービスは東京大学のデジタルメンタルヘルス講座との共同研究によってその効果が科学的に証明されています。抑うつや不安、疲労、不眠といったメンタルヘルス指標との関連性が確認されているため、その信頼性は高いと評価されています。
「ウェルココ」との連動
「ウェルココ」は企業が心の健康サービスを選択する際の支援を目的としたWebツールです。企業が必要とする情報や適切なサービスを見つける手助けをすることで、メンタルヘルスへの取り組みを促進します。今回の「マインドメーター」の追加は、ウェルココが目指す心の健康投資の透明性向上にも寄与することが期待されます。
健康経営を推進する取り組み
トータルブレインケアは、ウェルココへの掲載を通じて、企業がメンタルヘルス対策に投資することの重要性を広めることを目指しています。特に中小企業においては、質の高いメンタルヘルス対策を通じて「健康経営優良法人」を目指す企業への支援を強化していく方針です。
さらに、今後はAPI連携による新たなビジネスモデルも展開し、メンタルヘルスに関する既存データの活用や分析頻度を向上させるよう努めていくとのことです。
まとめ
トータルブレインケアが開発した「マインドメーター」は、企業にとってメンタルヘルス対策を効果的に実施するためのツールであり、ウェルココに正式掲載されることでその重要性が再認識されています。従業員が自分のメンタル状態を把握し、日々の業務においてより健康的に働くためのサポートを提供するこのサービスに、今後の展開が期待されます。