下岸建設株式会社が推進するSDGs私募債「地域応援型」の取り組み
企業の社会的責任を果たすため、地域の未来を見据えた取り組みが求められています。その中で、下岸建設株式会社は大きな一歩を踏み出しました。2023年10月31日、同社は「SDGs私募債『地域応援型』」を発行し、その引受けを行うことが決定しました。この私募債は、地域社会への貢献を目指したもので、手数料の一部が医療法人社団えとむ会へ寄附されます。
SDGs私募債「地域応援型」とは
この私募債は、持続可能な開発目標(SDGs)を掲げた地域貢献のために設計されており、発行企業である下岸建設からの手数料の一部を用いる形式です。これにより、医療や教育、環境保護など、地域のニーズに応じた資金援助が実現されます。具体的には、私募債発行企業が指定するSDGs関連の団体へ設備や備品の寄贈が行われます。
企業概要と地域貢献の思い
下岸建設株式会社は、広島市東区に拠点を持ち、70年以上にわたり地域の建設業を支えてきました。売上高1717百万円を誇り、標準的な住宅から資産価値の高いマンションの開発、さらには医療ビルの建設にまで手がけています。最近では、純木造の5階建て医療ビルを西日本初として建設し、持続可能な社会の形成に寄与しています。
同社の代表取締役である下岸宏靖氏は、「地域の発展と医療の向上を支えるため、今回の寄附を決定しました。地域の人々により良い医療環境を提供できるよう、今後も精一杯努力してまいります」と語ります。この言葉には、地域への強い思いが込められています。
寄付先と寄贈式の開催
寄附先は医療法人社団えとむ会に決定し、2023年11月26日午前10時より寄贈式を開催する予定です。この式典を通じて、地域医療の更なる充実を目指す意義深い活動が広がります。地域貢献は企業にとっての責務であり、地域医療の発展のための強力な支援策ともなるでしょう。
まとめ
下岸建設株式会社の「SDGs私募債『地域応援型』」は、地域社会に対する意義ある投資と考えられます。企業の成長と共に地域への貢献を果たす姿勢は、地域住民ひいては社会全体への良い影響をもたらすことが期待されます。これからもこのような取り組みが広がり、持続可能な未来が築かれることを願っています。