日本カー・オブ・ザ・イヤー2020-2021のノミネート車が発表
2020年10月30日、日本の自動車界で権威ある「日本カー・オブ・ザ・イヤー」のノミネート車が正式に発表されました。本年度で41回目を迎えるこのイベントでは、2020年の11月から2021年の10月までに日本国内で発表された合計45台の新型車が対象。選考プロセスも暫定的な手続きの下で進行中です。
コロナ禍の中での開催
新型コロナウイルスの影響が続く中、カー・オブ・ザ・イヤーの選出が危ぶまれた時期もありました。しかし、イベントの運営にあたり、開催方法や場所の見直しを行った結果、無事に選考を行う運びとなりました。2020-2021年度の選考委員会には、自動車評論家やジャーナリスト、技術者から選ばれた60名が参加し、ノミネート車の中から最優秀の10台を「10ベストカー」として選出します。
多彩な部門賞も設置
今年度は「日本カー・オブ・ザ・イヤー」以外にも4つの特別部門賞が設けられています。これらは様々な側面での優れた性能を表彰するもので、デザイン部門、テクノロジー部門、パフォーマンス部門、そして軽自動車部門が含まれています。
- - デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー: すべての車種の中で、最も優れたデザインを持つモデルに贈られる栄誉。
- - テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー: 環境や安全技術において革新性を持つモデルに授賞される。
- - パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー: 驚きのドライブフィールを提供する車につけられるタイトル。
- - K CAR オブ・ザ・イヤー: 軽自動車の中で最も高い評価を得た車両が受賞。
このような多彩な賞の設立により、さまざまな自動車の魅力が認識され、選ばれることとなります。さらに、日本メーカーが「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の賞を受賞した際は、海外メーカーから最も票を集めたモデルに対し「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」が贈られるという仕組みも存在しています。
今後のスケジュール
今後の選考に関する重要な日程も発表されています。11月4日には「10ベストカー」が発表され、11月25日には試乗・取材会が千葉県で行われる予定です。最終的な選考会と表彰式は12月7日に開催され、この模様は公式YouTubeチャンネルを通じて配信される予定になっています。
このようにして、2020-2021年度のカー・オブ・ザ・イヤーの選出プロセスは着々と進行しており、今年も日本の自動車界が注目される結果となります。自動車ファンや業界関係者にとって、この選出結果がどのような影響を与えるのか、期待が高まります。
これからの選考過程や受賞車の動向にも注目しながら、次回の発表を待ちたいところです。