プーマとHYROXが新たに長期パートナーシップを締結
プーマがフィットネスレース「HYROX」とのパートナーシップを2030年まで延長することを発表しました。この契約により、プーマは引き続きHYROXの公式スポーツウェアを提供すると共に、次世代のパフォーマンス製品であるNITRO™テクノロジーを搭載したシューズなどを展開します。また、HYROX世界選手権の際には唯一のタイトルパートナーとして名を連ねます。
HYROXはランニングとファンクショナルトレーニングを組み合わせた競技形式で、全国的に人気が高まっています。2024/25シーズンには74大会が予定され、約65万人以上が参加する見込みです。さらに2025/26シーズンには100大会以上となり、参加者は130万人に達する見込みです。
この度の契約延長に合わせて、3名の新たなトップアスリートがプーマのHYROXグローバルアンバサダーに加わりました。男子オープンダブルスの世界記録保持者であるJake Williamson(ジェイク・ウィリアムソン)、女子プロダブルスの世界記録保持者Joanna Wietrzyk(ジョアンナ・ヴィエトジック)、そしてオランダ代表チームのストレングス&コンディショニングコーチHidde Weersma(ヒデ・ウィアスマ)の合流は、プーマがサポートするアスリートの人数を60名以上に増やします。
今回の契約延長を受け、2025年世界王者のLinda Meier(リンダ・マイヤー)や、2024年王者のMegan Jacoby(メーガン・ジェイコビー)、男子プロの3度の世界王者Hunter McIntyre(ハンター・マッキンタイア)たちの名もあがっており、プーマは彼らと共にさらなる新たなチャレンジに取り組む構えです。
特に注目したいのは、2025年に日本で初めて開催された「HYROX YOKOHAMA」の成功です。約6,000人もの参加者や観客が集まり、大盛況のイベントとなりました。次回は「HYROX OSAKA」として、2026年の1月30日から2月1日にインテックス大阪で行われます。大会では1万人のアスリートと1万人の観客が集まる予定で、関西圏のフィットネスコミュニティを更に活性化させることが期待されています。
その前に、2026年1月28日と29日にはプーマストア大阪にてプレレジストレーションが行われる予定です。HYROX出場者に対しては、ストア商品が10%オフになる特典も用意されており、参加者へ特別な体験を提供します。レース当日もプーマブースが設置され、さまざまな応援の工夫が用意されています。タトゥーシールやチアボードなど、参加者を応援するステーションも設けられ、大会を盛り上げる役割を果たすでしょう。
プーマのCEOであるArthur Hoeld(アーサー・ヘルド)は、HYROXとのパートナーシップの重要性を強調し、NITRO™テクノロジーや新しい製品がアスリートのパフォーマンスにどれほど寄与しているかを実証しています。また、HYROXの共同創設者であるMoritz Fürste(モーリッツ・フュルステ)は、この延長契約が今後の革新と進化を意味していると述べています。
プーマの「GO WILD」というキャンペーンは、アスリートに自ら矛盾を乗り越え、自身の内なる情熱を解き放つことを促しています。このメッセージはHYROXのチャレンジ精神とも一致しており、今後の展開に期待が高まります。日々成長するHYROXコミュニティの一員として、プーマは難しい試練を共に乗り越え、更なる可能性を引き上げる存在でありたいと考えています。