三菱鉛筆とパラリンアートが展開するアートコンテスト参加者募集中

自分らしさを描こう！三菱鉛筆とパラリンアートの共同企画

2025年7月1日から31日まで、三菱鉛筆株式会社と一般社団法人障がい者自立推進機構（以下、パラリンアート）による第4回アートコンテストが開催されます。このコンテストのテーマは「自分らしさを描く」です。これは、すべての人々が持つ独自の個性を歓迎し、その表現を楽しむことを目的としています。応募者は、自由に選んだ画材と技法で、自身の考えた「自分らしさ」をアート作品として具現化することが求められます。

コンテストの目的と理念

三菱鉛筆は「世界一の表現革新カンパニー」として、性別や文化、障がいにかかわらず、人々の創造性を解き放つことを目指しています。そのための取り組みの一環として、このアートコンテストを始めました。2022年からスタートしたこの活動は、より多様な表現を受け入れ、自分の色を見つける機会を提供しています。

応募条件について

アートコンテストへの参加は、パラリンアートにアーティストとして登録している方、または登録条件を満たしている方に限られます。年齢や経験、障がいの有無に関係なく、アートへの情熱を持った全ての方が応募できます。応募の形式は、A4以上A3以下の平面作品で、厚さは1cm未満。作品には、自己の「自分らしさ」に関する説明文（100～200文字）が必要です。応募者は自分の使用する画材についての情報も提出する必要があり、これは作品の審査には影響しません。

審査と賞金

コンテストでは、最優秀賞が10万円、優秀賞が5万円、さらに特別賞としてポスカ賞やエモット賞もあります。それぞれの賞には、子どもたちや若手アーティストたちを支援し、彼らのアート活動を活性化させるための素晴らしい景品が用意されています。結果発表は2025年10月の初めを予定しています。

パラリンアートの紹介

パラリンアートは、障がい者のアート作品を企業や個人に提供し、その報酬を通じて彼らの自立を支援する活動を行なっています。アートを通じた社会参加や経済的自立を目指すこの機構は、2025年6月現在、約400名のアーティストに登録されています。障がい者が自身の才能を発揮できる場を創出し続けることが、社会全体の理解と協力を呼び込み、持続可能な支援へとつながるのです。

最後に

三菱鉛筆とパラリンアートのコラボレーションは、単なるアートコンテストにとどまらず、社会全体を変える力を秘めています。作品を通じて自己表現を促進するこの機会は、参加者にとっても、見る人にとっても、新たな発見と感動を与えることでしょう。このアートコンテストを通じ、自らの「自分らしさ」を再認識し、さまざまな表現を楽しみましょう。パラリンアートへの興味をもって、ぜひ応募してみてください。