小樽セミナーの開催について
2025年7月9日、北海道小樽市にて『Rethink Creator PROJECT』セミナーが開催されました。このイベントは、地元の魅力を再発見し、地域創生を目指す取り組みの一環です。参加者は51名で、デザインや地域の情報発信に興味を持つ方々が集まりました。
セミナーの目的と趣旨
本セミナーは、クリエイターの地産・地消による地域創生を実現するための「Rethink Creator PROJECT」に賛同した小樽市後援のもと、主催のクリエイターズマッチと協賛のRethink PROJECTの協力で行われました。講師には、北海道厚真町から移住した田中 克幸さんと、小樽市でデザイン事務所を運営する森谷 亮介さんが招かれ、参加者は実際にデザインを行うことで小樽市の魅力を理解しました。
ワークショップの内容
参加者は複数のチームに分かれ、地元の名所を題材にポスターを制作しました。ポスター作成にあたって、各チームは「誰に・どのように」地域の魅力を伝えたいかを深掘りし、キャッチコピーを考えました。題材には小樽の重要文化財である「旧日本郵船株式会社小樽支店」と「旧北海製罐株式会社小樽工場第3倉庫」の2つの歴史的建物が選ばれ、講師けの森谷さんがその場でデザインをする様子を見学しながら学びました。
参加者からは「具体的な発想のプロセスが学べた」や「嬉しい体験ができた」との感想が寄せられました。
アンケート結果
セミナー終了後には、参加者にアンケートが実施され、満足度はなんと100%に達しました。また、95.8%の参加者が情報発信やデザインへの取り組みに積極的であるとの結果が出ました。このことから、セミナーがいかに実践的かつ充実した内容であったかが伺えます。
講師の感想と振り返り
進行講師の田中さんは、基礎デザインの重要性を強調し、参加者に「何かを試してみて、小樽の魅力を伝えてほしい」と激励しました。また地域講師の森谷さんも、参加者から多くのインスピレーションを得たとも述べ、地域コミュニティに対する感謝を表現しました。
開催情報
このセミナーは、2025年度の取り組みの一環として小樽市の魅力を再発見するための大切なステップでした。今後も地域の魅力を伝え、新しい視点で地域を盛り上げていく取り組みが続いていくことでしょう。
小樽市の魅力を改めて感じられるイベントであり、毎年その活動が広がっていくことに期待が持たれます。地域のクリエイターとして参加することで、各自が揺さぶられ刺激を受け、さらなるクリエイティブな取り組みが生まれそうです。