東レリサーチセンターが贈る有機構造解析上級講座開講のお知らせ

有機構造解析上級講座のご案内

株式会社東レリサーチセンターは、今後の研究・開発現場において求められる技術力を育成するための教育事業を推進しています。この度、特に多くの受講者より寄せられた要望にお応えし、人気の高い「有機構造解析」講座をさらに進化させた「有機構造解析上級編」を開講することとなりました。

講座の概要

このオンライン講座は、2026年1月22日の午後1時から午後4時まで、Microsoft Teamsを通じて行われます。受講料は44,000円（税込）で、受講者が自宅や職場から参加できる距離の制約を超えた学びを提供します。

どんな内容が学べるのか？

新たな上級編では、基本的な有機構造解析の知識を持つ方々を対象に、2D-NMR解析や化学分解分析の応用について深く学ぶ内容となっています。

1. IRの応用測定: 顕微IRやAFM-IRなど、多様な技術に焦点を当てます。
2. NMRの応用測定: 2D NMRや多核NMRを通じて、構造解析の方法論を習得します。
3. MSの応用測定: 高分解能MS技術も取り入れ、実際のデータ解析に応じたスキルを磨きます。

特定の化合物やポリマーの詳細構造解析に関する実習も用意されており、各技術の使用方法を実践的に学ぶことができます。

実習内容の一部をご紹介

この講座では、参加者は以下のような内容に取り組みます：

- ポリマーの詳細構造解析: IR、1H NMR、13C NMRなどの実際のスペクトルを基に、ポリマーの部分構造の解析を行います。また、数平均分子量の算出方法も学ぶことができます。
- 低分子量化合物の解析: 添加剤に関する詳細構造解析を行い、特に2D NMR測定を通じて構造解析の流れを理解します。