LIBERA Angel Voices
2019-10-22 05:02:35
天使たちの歌声で心温まるクリスマスコンサート「LIBERA Angel Voices Tour 2019」
LIBERA Angel Voices Tour 2019 開幕
10月21日、渋谷のBunkamuraオーチャードホールで、イギリスの少年合唱団LIBERAによる「LIBERA Angel Voices Tour 2019」がスタートしました。このツアーは、最新アルバム『Christmas with LIBERA』のリリースに合わせて行われています。2日間の東京公演の後は、10月25日に大阪での公演が予定されています。
美しい音楽に包まれて
コンサートは、来場した観客を瞬時に聖なる空間に誘うような美しい楽曲の数々で構成されていました。オープニング曲として披露された「ドゥ・ユー・ヒア・ホワット・アイ・ヒア」や「サンクトゥス」は、聴く者の心を惹きつけ、まるで天使が舞い降りてきたかのような感覚を喚起します。
MCを務めたダニエルは、観客への温かい挨拶を交えながら、「この素晴らしい国に来られてとても嬉しい」と語り、今後のパフォーマンスに向けて期待を煽りました。彼は続けて、初めて日本に訪れたメンバーたちに触れ、観客と特別なつながりを築く瞬間が生まれました。
心温まるクリスマスソングの数々
コンサートの一環で、聖なる夜にぴったりな曲が続々と披露されました。「イン・ザ・ブリーク・ミッドウィンター」や「天使がくれた奇跡」「大天使ガブリエル」など、それぞれの楽曲が持つ意味やメッセージが、観客一人ひとりの心に深く響いたことでしょう。
特に印象的だったのは、新アルバムからのクリスマスキャロルの2曲です。ダニエルが「この曲はアメリカの古い歌です」と紹介した「プア・リトル・ジーザス」と「ディン・ドン・メリー・オン・ハイ」は、会場に温かな雰囲気をもたらしました。
一体感を生むパフォーマンス
第一部のフィナーレでは、メンバーたちが飲み物をこぼさないように気をつけるというユーモアを交えたコメントで観客が笑顔になった瞬間も、集まった人々の心をつかむ素晴らしいパフォーマンスでした。
第二部では、さらにさらに心に響く楽曲「キャロル・オブ・ザ・ベルズ」や「ウォーキン・イン・ジ・エア」が続きました。特に目を引いたのは、ジョセフが紹介したスペシャルソング「For the future‐明日へ」です。この曲は、歌詞が大部分日本語で構成されており、観客との距離を縮める素晴らしい試みでした。
ビクターが「世界で最も有名なクリスマスキャロルを歌います」と言い放った後には、「サイレント・ナイト」と「もろびと声あげ」が続けられ、クリスマスムードが一層高まりました。
アンコールの感動の瞬間
アンコールでは「三隻の船」などが披露され、竜王の洸司が観客の幸福な表情を引き出すために、「みんなで一緒に写真を撮りましょう!」と提案しました。この時、全員で記念撮影を行い、会場が一体となった瞬間が創出されました。
約2時間に渡るコンサートでは、全21曲が披露され、観客たちはこれからのクリスマスシーズンへの期待感で一杯でした。
「LIBERA Angel Voices Tour 2019」は、単なる音楽のパフォーマンスではなく、観客との絆を深める特別な夜となりました。これから続くツアーでも、天使たちの歌声が、多くの人々に愛と感動を届けることでしょう。
文:原田健
写真:秋田大輔
会社情報
- 会社名
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株式会社ウィステリアプロジェクト
- 住所
- 東京都港区麻布十番3-1-4-705
- 電話番号
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03-6435-3490