カードローン利用実態
2022-07-26 09:00:06

カードローン利用状況調査:貸金業者が銀行を上回る利用率の実態

カードローン利用状況調査:貸金業者が銀行を上回る利用率の実態



最近、ベストセレクション株式会社が運営する金融メディア「マネーセレクション」によるアンケート調査が行われ、253人を対象にカードローン利用に関する実態が浮き彫りになりました。この調査は主に、カードローンの利用状況や選ばれる理由、資金使途について焦点を当てています。

調査の基本情報


調査は2022年2月15日から2月16日の期間にかけて実施され、男女800名(男性450名、女性350名)を対象に、インターネットを通じて行われました。これによって、カードローンを利用する人々の実態が分析されています。

30~40代が半数以上のカードローン利用者


調査結果によると、カードローンを利用している人々の中で、30代と40代のミドル世代が最も多く、合計で50.4%を占めています。次いで20代の利用者も多く、スマートフォンアプリを通じた借り入れ方法の普及が要因となっています。

初めての利用は20代が43.5%


初めてカードローンを利用した年齢についての質問では、43.5%が20代と回答しました。このことは、特に若年層が取り扱いがしやすいカードローンを選ぶ傾向にあることを示しています。一方で、50代以上の利用者が少ない点も興味深い結果です。

利用目的は生活費の補填


カードローンを利用する主な目的は、生活費の補填が42.3%と最多でした。次いでクレジットカードの支払いが21.6%を占めており、日常的な支出を賄うためにカードローンを利用する人が多いことがわかります。

選ばれる基準は迅速な融資


カードローンの選択基準として大多数を占めたのは、融資スピードの速さ(62.7%)と無利息期間サービスの充実(59.1%)です。消費者金融業界では、最短60分で融資が可能なサービスが増加しており、この迅速性が選択の大きなポイントとされています。

貸金業者が借入先として人気


この調査で、カードローンの借入先として最も多かったのは貸金業者で、割合は40.6%にも達しました。銀行カードローンは12.5%であり、一般的には高い金利を要すると思われがちですが、実際には消費者金融の利用が主流となっています。

カードローン利用額の傾向


利用金額については、50万円以下が35.7%と最も多く、この金額以下の場合は収入証明書が不要になるため、特に選ばれやすいことが示唆されています。

複数社からの借り入れが増加


なお、調査では全体の56.2%が2社以上から借り入れしていると回答しており、複数のカードローンを利用する傾向が見て取れます。特に審査を通すのが難しい中でも、様々な選択肢を持つことで借入を行う人が多いという現状が浮き彫りになりました。

まとめ


この調査を通じて、カードローン利用者の選ばれる理由や利用目的について詳細に把握することができました。今後も、これらの実態を元にお客様に役立つ情報提供を継続していきたいと考えています。

会社情報

会社名
ベストセレクション株式会社
住所
所沢市青葉台1319-1 所沢CDビル2F
電話番号

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