テーマパークのホスピタリティを社会へ！「ありがとう」を広げる挑戦

テーマパークから学ぶホスピタリティ

2022年にネット上で話題となった記事がありました。それは、コロナ禍でエッセンシャルワーカーとして注目を浴びた職業のランキングについてのものでした。このランキングには、多くの職業が並べられ、それぞれの重要性や価値が問われました。しかし、ランキングの順位に至るまでには様々な要因が絡み合っています。

この状況に関して、テーマパーク出身の弊社代表は疑問を抱きます。特に気になったのは、テーマパーク内での清掃員の人気です。テーマパークにおいては、清掃員はその役割をしっかりと果たし、来園者から感謝の言葉や笑顔を受け取ります。それに対し、街中にいる清掃員の数には感謝の言葉が少なく、人気も薄いという現実があります。なぜこのような違いが生まれるのでしょうか？

街をテーマパーク化するために

弊社では、『テーマパークマインドを街に引き出せば良い』との考え方をもとに、街をテーマパーク化することを提案しています。具体的には、街中で毎日目にする職業に対しても敬意を持ち、感謝の気持ちを表現することから始めるべきだと考えています。

「ありがとう」という言葉は、思っている以上に大きな力を持っています。感謝の気持ちを込めて誰かに伝えることは、心を豊かにし、人々の間にポジティブな感情を生み出します。このような環境を作ることは、清掃員だけでなく、さまざまな職業に対する理解を深める助けにもなります。そして、そんな感謝の気持ちが広がることで、あの残念なランキングから清掃員は脱却できるでしょう。

一人一人の小さな力が生む変化

私たちが小さい頃に親から教わった大切なことの一つに、「ありがとうをちゃんと言いなさい」という言葉があります。しかし、大人になるとその言葉を口にする機会が減りがちです。一人一人の力は小さいかもしれませんが、その小さな変化が集まることで、社会全体が変わっていくことは十分に可能です。

この考えは、実はSDGsの取り組みにもつながります。身近なところから感謝の気持ちを持ち、それを形にすることは、持続可能な社会を作るための一歩に他なりません。このような思いを持って始めた活動が、「ありがとう」を集める港となることを願っています。

April Dreamプロジェクトとの連携

私たちの取り組みは、PR TIMESによる「April Dream」プロジェクトとも呼応しています。このプロジェクトは、企業が将来実現したい夢を発信する場です。私たちもこの夢の実現を目指し、本気でコミュニティを形成していきます。

未来の地球のために、そして全ての職業に敬意を表すために、私たちは皆さんと一緒に「ありがとう」を広げる活動を続けていきます。この港から発信できる「ありがとう」がたくさんの人々に届くことを楽しみにしていてください。