大阪・心斎橋に登場した新感覚の珈琲店『丸福珈琲店 Good Old & New Edition』

心斎橋PARCOにオープンした新たな珈琲空間

2020年11月20日、大阪の心斎橋PARCOのグランドオープンと同時に、株式会社丸福商店が新しいスタイルの珈琲店『丸福珈琲店 Good Old & New Edition』を立ち上げました。この店舗は、老舗としての歴史を保ちながら、書店とのコラボレーションなど新しい試みに挑戦しており、若年層にも愛されるリラックスした空間を提供しています。

丸福珈琲店の歴史

丸福珈琲店は昭和9年に創業し、大阪を中心に86年間にわたり営業を続けている名店です。数多くの文人や芸人たちに親しまれ、芥川賞作家・田辺聖子氏の小説にも登場しています。

特に自家焙煎を施した深煎りのコーヒーは、多くのファンに支持されており、名物の「深煎りの極み」としてその名が知られています。東京や名古屋、福岡などにも店舗を展開しているつながりから、幅広い地域に愛される存在となっています。

新しい試み

心斎橋PARCO内の新たな店舗は、休館を経て再びここに戻ってきました。この新店舗は、ただの珈琲店ではなく、書店『STANDARD BOOKSTORE & FRIENDS』とのコラボスペースを併設しており、コーヒーを楽しみながら読書もできる新しい形態の空間を提供しています。

オープン前にはレセプションイベントが開催され、地元の人気芸人も招待されるなど、華やかに再スタートを切りました。これにより、地元の人々にも新たな交流の場として親しまれることを狙っています。

店舗の概要

『丸福珈琲店 Good Old & New Edition』は、心斎橋PARCO4階に位置し、テーブル席は60席、営業時間は10:00から21:00まで。なお、特別期間中はコロナ対策として事前予約が必要ですので、訪れる際には注意が必要です。

この店舗では、コーヒーの他にもお中元やお歳暮向けのギフト商品の販売も行っています。店頭注文だけでなく、公式通販サイトでも購入が可能。おうちでも丸福の味を楽しむことができます。