フロリダで激闘!LPGAツアー最終戦への切符をかけた戦い
世界最高峰の女子ゴルフツアー、LPGAツアー。2020年に新設された「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン」は、レジェンド、アニカ・ソレンスタムの名を冠した大会として知られています。フロリダ州西海岸にある歴史あるペリカンGCで開催される今大会は、今シーズンの最終フルフィールドイベントということもあり、多くの注目を集めています。
1925年オープン、ドナルド・ロス設計のこのコースは、豊かな緑と起伏に富んだバミューダ芝のフェアウェイが特徴。2018年には大規模な改修工事が行われ、さらに戦略性が増したと言われています。強風にも対応できる技術が求められる、難易度の高いコースとなっています。
日本人選手8名の意気込み
今大会には、日本の女子ゴルフ界を牽引する8名の選手が出場予定です。笹生優花、畑岡奈紗、西郷真央、渋野日向子、西村優菜、勝みなみ、稲見萌寧、吉田優利。それぞれが、シード権獲得やツアー最終戦出場権獲得、そして優勝を目指して、激しい戦いを繰り広げます。
WOWOWは、出場する日本人選手たちに事前インタビューを実施。それぞれのコメントをご紹介しましょう。
笹生優花選手は、オフの過ごし方やコースの印象、そして自身の調子について語っています。2年ぶりのペリカンGC、強風対策が重要だと考えている様子がうかがえます。
西郷真央選手は、ハワイからの長旅による時差ボケや、先週からのコンディションの向上、そしてバミューダ芝への対応についてコメント。グリーンのアンジュレーションへの対策も語っています。
畑岡奈紗選手は、時差ボケやコンディション、そしてコースの印象を振り返りつつ、スイング調整の成果と、優勝への強い意気込みを語っています。
渋野日向子選手は、1年ぶりのフロリダでの試合への感慨と、長旅による疲労、コースの印象、そしてグリーンの攻略法を語っています。最終戦出場権への意識も高く、最後まで諦めない姿勢を強調しています。
西村優菜選手は、フロリダへの思い入れや、ハワイからの長旅による疲労、そして今大会への意気込みを語っています。CMEグループツアー選手権への出場を目標に掲げつつ、まずは4日間、楽しんでプレーすることを誓っています。
勝みなみ選手は、時差ボケの状況や、ルーキーだった昨年からの変化、コースの印象などを語っています。トップ5入りを目標に掲げ、ショットの好調さを維持しつつ、パターの精度向上に期待を寄せています。
吉田優利選手は、最終戦への出場意識と、先週の好調さを維持しながらも、長旅による疲労を考慮し、コンディション調整を優先する考えを明かしています。コースの難しさ、特にグリーンのアンジュレーションを克服する必要性を指摘しています。
稲見萌寧選手からのコメントはありませんでしたが、彼女もこの重要な大会に臨みます。
WOWOWによる徹底した中継体制
WOWOWでは、この「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン」を連日生中継。さらに、WOWOWオンデマンドでは日本人選手に特化したカメラによるライブ配信も行います。現地の様子を余すことなくお届けします。
この大会は、日本人選手にとって来シーズンのシード権獲得、そしてツアー最終戦への出場権獲得という重要な意味を持つ戦いとなります。選手たちの熱い戦いをWOWOWでぜひご覧ください。