日揮株式会社が開発したe-ラーニングシステムが教育界を革新

日揮株式会社が新たなe-ラーニングシステムを導入

日揮株式会社が、株式会社オープントーンの協力を得て自社開発した「e-ラーニングシステム」の運用を開始しました。この革新的な教育システムは、インターネットさえあれば、世界中どこでも利用できるという特長を持っています。多国籍企業として、日揮は様々な国に拠点を持ち、若手エンジニアや外国人エンジニアの技術力向上が急務でした。さらに、これまでに培ったシニアエンジニアの高度な技術を次世代へと伝えることも重要な課題でした。

この「e-ラーニングシステム」は、全ての国籍、世代の社員が利用できるように設計されており、多言語対応も充実しています。システムは「楽しく使えること」を最優先に構築されており、使用する社員同士のコミュニケーションを格段に向上させます。この取り組みにより、プロジェクトのQCD（品質、コスト、納期）向上が期待されるだけでなく、多様なバックグラウンドを持つ社員の士気向上にも寄与することが見込まれています。

従来のパッケージ製品に依存することなく、株式会社オープントーンの協力によりスクラッチから開発が行われたこのシステムには、日揮株式会社の社内に蓄積した教育コンテンツをそのまま利用できるという利点があります。また、既存の人事・教育システムとのシームレスな連携も実現しており、移行コストやコンテンツ製作の手間を最小限に抑えることができました。これにより、短期間での導入および運用が可能となり、コスト削減に貢献しています。

スクラッチでのシステム開発では、株式会社オープントーンが全面的に協力。最新のリッチインターネット技術を駆使し、「楽しく使えること」を実現するための最良のユーザーインターフェースを構築しました。プロトタイプ開発を通じて、実際のシステムを短期間で繰り返し提供することで、日揮のエンジニアたちのニーズを的確に捉えることができました。

さらに、顧客の要望にエンジニアが直接向き合うことで、株式会社オープントーンの「ITソリューションエンジニアリングサービス」はパッケージ製品とのコスト差を最小限に抑えつつ、顧客満足度の最大化を図っています。これにより、日揮株式会社は今後ますます多国籍な人材の技術向上に貢献し、プロジェクトの成功に導くことが期待されます。

この新たな取り組みを通じて、日揮株式会社と株式会社オープントーンが連携し、IT技術を駆使した次世代の教育モデルを確立しようとしています。今後の進展に注目が集まります。