新しい顧客体験を提供する「Mygru」が府中の商業施設に導入

府中市の中心に位置する商業施設「ミッテン府中」と「専門店街フォーリス」が、株式会社ギックスが提供する行動データ分析ツール「Mygru（マイグル）」を導入しました。この取り組みは、顧客の行動理解を深めるためのマーケティング戦略の一環として位置づけられています。

商業施設の背景

「ミッテン府中」と「専門店街フォーリス」は、地域のニーズに応えるためにリノベーションされ、さまざまな店舗が揃っています。特に、「フォーリス」内には子育て世代を対象としたテナントが充実しており、リニューアル後は利用者が増加傾向にあるといいます。これにより、来館者数だけでなく、売上も向上しています。

Mygru導入の目的

2024年秋に行われるイベントを契機にして、両施設は「Mygru」の年間導入を決定しました。このツールにより、デジタルとリアルの顧客接点を強化しながら、長期的な関係構築を目指しています。具体的には、さまざまなキャンペーンやイベントを「Mygru」に集約することにより、顧客のニーズに応じた施策を展開します。

夏のデジタル昆虫採集ラリー

2025年の夏、両施設では「デジタル昆虫採集ラリー」が開催される予定です。館内に設置された5ヶ所のスポットで昆虫を見つけ、スマホを使ってデジタルスタンプを集めるイベントです。抽選でデジタルお買物券がプレゼントされるという楽しい企画です。これは小さなお子様連れの家族にとって、遊びながらの買い物体験を提供するものとなっています。

施設担当者の期待

「ミッテン府中」を運営する株式会社ノジマの担当者は、Mygruを通じて顧客データを統合・分析することで、マクロな視点での顧客理解が進むことを期待しています。また、「専門店街フォーリス」を運営する株式会社フォルマの担当者は、1to1マーケティングの実施により、個別の顧客ニーズに対してより効果的な施策を行う意図を明らかにしました。

Mygruについて

Mygruは、オフラインとオンラインの行動データを可視化し分析することで、顧客理解を深め、施策最適化を実現するマーケティングツールです。特に、顧客の来店動向や購買行動を把握するためのデータが豊富であり、キャンペーンの効果検証にも役立ちます。これにより、顧客体験の向上を目指し、リピーターを育成する好循環が期待されています。