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マンガで林業を身近に！「漫画・東京チェンソーズ」始動

2023年7月1日、株式会社東京チェンソーズが、林業をテーマにしたノンフィクション漫画「漫画・東京チェンソーズ」を公開しました。同社は、東京都西多摩郡檜原村に拠点を置く林業会社。高齢化が進む林業業界において、新たな担い手の育成や、林業への理解促進を目指し、この漫画を制作しました。

林業の現状と課題

林業は、土砂災害防止や水源涵養など、私たちの生活に欠かせない役割を担っています。しかし、その重要性にもかかわらず、林業従事者の高齢化は深刻な問題となっています。特に都市部では、林業の認知度が低く、若い世代の関心が低いのが現状です。東京都のアンケート調査では、都民の約45％が東京で林業が行われていることを知らなかったという結果が出ています。

「漫画・東京チェンソーズ」で林業をもっと身近に

「漫画・東京チェンソーズ」は、そんな現状を打破するため、林業の魅力を伝えることを目的としています。漫画を通して、林業の仕事内容ややりがい、そして自然との関わりを分かりやすく表現。作画を担当するのは、林業経験を持つ漫画家KIKORIBEATSさん。リアルな描写と、林業への熱い想いが込められた作品となっています。

KIKORIBEATSさんの想い

KIKORIBEATSさんは、宮崎県出身で東京都あきる野市在住。3年半に渡る林業経験を活かし、造園業の傍ら漫画家として活動しています。「目に見えない世界を信じる」「ないものは作れ」をモットーに、東京チェンソーズの革新的な取り組みに共感し、本作に挑みました。危険で閉鎖的なイメージが先行しがちな林業ですが、KIKORIBEATSさんは、東京チェンソーズの新しい取り組みを通して、林業をもっと魅力的に伝えたいと考えています。

株式会社東京チェンソーズの取り組み

東京チェンソーズは2006年創業。企業理念に「山のいまを伝え」を掲げ、積極的に情報発信を続けてきました。その結果、新規採用の問い合わせや木材需要の増加など、これまで多くの成果を上げています。しかし、林業の更なる発展のためには、一般の方への理解促進と担い手の確保、そして他の産業との協業が不可欠と考えています。「漫画・東京チェンソーズ」はその第一歩となる取り組みです。

今後の展開

「漫画・東京チェンソーズ」は、初回5話を一挙公開後、毎週土曜日に1話ずつ更新予定です。インスタグラム、ツイッターなどを通じて情報発信を行い、多くの人にリーチを目指します。東京チェンソーズは、この漫画を通じて、林業の魅力を発信し続け、未来を担う人材育成に貢献していくことを目指しています。

まとめ

「漫画・東京チェンソーズ」は、林業という職業を、より身近で魅力的なものにするための挑戦です。KIKORIBEATSさんの力強い作画と、東京チェンソーズの熱い想いが詰まった作品を、ぜひ一度読んでみてください。日本の森林を守り、育む仕事に関心のある方はもちろん、自然が好きで新しいことに挑戦したいと考えている方にもおすすめです。

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