中井智弥、新作アルバム『Eternity』を発表しリサイタル開催へ

箏奏者の中井智弥が待望のニューアルバム『Eternity』を発表することが決定しました。このアルバムは、2019年にリリースした前作以来、4年ぶりのソロ作品となります。新たな音楽の旅へといざなうこの作品は、全曲オリジナルで構成されており、2020年からの活動の中で生まれた楽曲が収録されています。この中には、演劇やドラマの挿入曲として書かれたものや、作曲を通じて彼自身の人生の出来事に触発された作品など、様々な背景を持つ楽曲が含まれています。さらに、聴く人々の心に安らぎをもたらすことをテーマに、作り上げた作品でもあります。中井は、アルバムに込めた思いや創作の背景を次のように語ります。「この４年間は、世の中が激変し、私自身も大切な家族との別れを経験しました。その中で育まれた感謝の気持ちを、音楽を通じて表現したいと考えました。」

アルバム『Eternity』の収録楽曲は、以下の10曲です：

1. 時をこえて（Beyond Time）
2. あさきゆめみし（Dreaming at Dawn）
3. 夕霧の花（Longing）
4. 蝋梅（TRAVESTI）
5. とこしえに（Eternally）
6. 神託菅垣〜倭姫の夢〜（Oracle〜The Dream of Princess Yamato〜）
7. 虎が雨（Tears of the Tora-Gozen）
8. 蝉丸（Semimaru）
9. 雨夜の月（The Moon on a Rainy Night）
10. 梅一輪（A Single Plum Blossom）

また、このアルバムに寄り添う形で、「中井智弥箏・二十五絃箏リサイタル2024〜ETERNITY〜」も開催されます。コンサートは、東京と三重の二か所で行われ、東京公演は2024年9月16日（月・祝）にヤマハホールにて、三重公演は9月28日（土）に津リージョンプラザお城ホールで予定されています。コンサートでは、アルバムの楽曲を中心にしたプログラムが披露されることとなります。特に東京公演では、豪華なアーティスト陣を迎え、贅沢な音楽体験が待っています。

チケットは、東京公演がイープラス、三重公演が三重県総合文化センターチケットカウンターで販売中です。各公演共に、学生料金の設定もございますので、ぜひご利用ください。

さらに、アルバムのリリースにあたっては、特設サイトにてミュージックビデオ「時をこえて」も公開予定です。こちらの映像は、公式YouTubeチャンネルでチェックできるので、楽しみにしていて下さい。

中井智弥についてですが、彼は東京藝術大学の邦楽科を卒業後、独自の音楽スタイルを確立しながら活動を続けています。箏の伝統を受け継ぎつつ、新しい感覚で作品を創作し、ジャンルを超えたコラボレーションにも挑戦している中井の音楽は、一度聴いたら忘れられない魅力があります。これからの彼の活動にも大いに注目が集まることでしょう。

また、リサイタルでの共演者には、琵琶の長須与佳や笛の藤舎推峰など、各方面で活躍するアーティストが揃っており、聴き応えのあるパフォーマンスが期待されます。

この魅力的な楽曲たちと共に過ごす時間は、心を豊かにする至福の瞬間となるはずです。ぜひ、リサイタルや新アルバムを通じて、中井智弥の音楽の世界に浸ってみてはいかがでしょうか。