横浜発の新しいビール体験
4月23日は「クラフトビールの日」。この日を祝うべく、横浜のクラフトチョコレート専門店VANILLABEANSが新メニュー「DOLCE-ペアリングプレート-」を発表しました。この特別なプレートは、横浜ハンマーヘッド内の店舗「VANILLABEANS THE ROASTERY HAMMERHEAD」限定で、2023年4月17日より販売されます。
サステナブルなビールとスイーツの融合
「DOLCE-ペアリングプレート-」には、チョコレート製造時に発生するカカオ豆の外皮「カカオハスク」をアップサイクルしたクラフトビール「DOLCE」が使われています。このビールは黒ビールスタイルの「スタウト」で、カカオやヘーゼルナッツをブレンドし、芳醇な香りと少し甘めの味わいが特徴です。また、ビールに合わせるスイーツとして、ローストカカオ、パリトロ(濃厚プチショコラケーキ)、蜜漬けドライオレンジが用意されています。
特にローストカカオは、カカオハスクが付いた状態で提供されるため、実際にその風味を感じながらビールと共に楽しむことができます。カカオハスクを手に取ることで、チョコレート作りの裏側を垣間見ることができ、ビールの苦味とも絶妙にマッチ。
クラフトビールの日の意味
「クラフトビールの日」は、1516年にドイツで施行された「ビール純粋令」に由来し、ビールの真髄が求められた日です。この日を機に、VANILLABEANSはクラフトビールの魅力を再認識し、「DOLCE-ペアリングプレート-」で新たな楽しみ方を提案しています。
DOLCEクラフトビールの魅力
「DOLCE」の最大の特長は、贅沢に使用されたカカオハスクの風味です。ジャパングレートビアアワーズで金賞を受賞したこのビールは、6.5%のアルコール度数で、リッチな味わいが楽しめます。また、価格は1,320円(税込)で、店内での楽しみのみとなります。
環境にも配慮した商品開発
VANILLABEANSは、チョコレートの生産過程で使われるカカオハスクを無駄にせず、リサイクルや新商品の開発に取り組んでいます。2020年にはカカオハスクプロジェクトを立ち上げ、これによりサステナブルな商品、お香やタンブラーなども商品化されています。特に、2024年に発売予定のお香は、カカオハスクを原料とした世界初のもので、甘く柔らかな香りが特徴とされています。
おわりに
VANILLABEANS THE ROASTERY HAMMERHEADは、2019年にオープンし、海の上の絶景スポットとしても知られています。多彩なスイーツやペアリング体験を楽しむことができ、毎週水曜日と土曜日には工房の見学ツアーも実施しています。また、オリジナルチョコレート作りを体験できる「TAB LABO」は、毎日開催中で、訪れる人々に特別な体験を提供しています。
この機会に、横浜でしか味わえないサステナブルでユニークなクラフトビールとスイーツのペアリングを、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。