資生堂、最高賞受賞
2025-08-28 11:55:08

資生堂が2025日本パッケージングコンテストで経済産業大臣賞を受賞し環境への配慮を示す

資生堂が最高賞を受賞



2025年に開催された第47回日本パッケージングコンテストで、資生堂が再びその存在感を示しました。特に注目すべきは、同社の製品「イプサ ME n(エム・イー) 1~8 (医薬部外品)」が、最高賞であるジャパンスター賞の経済産業大臣賞を受賞したことです。この受賞は、環境への負担を軽減する先進的な技術「LiquiForm®(リキフォーム)」の導入によるもので、製品の製造プロセスにおいて重要な意味を持ちます。

LiquiForm®の技術とは?



「LiquiForm®」は、ボトル製造と中味液充填をワンステップで行う革新的な製造工程を採用しています。これにより、環境に与える影響を大幅に削減することが可能です。具体的には、プラスチックの使用量を56%、温室効果ガスの排出を48%も減少させることに成功しました。この技術により、中身の品質を保ちながらも、デザイン性や使いやすさなど、消費者が求める性能を同時に実現しています。

受賞歴の詳細



2025日本パッケージングコンテストにおいては、資生堂が4つの製品で賞を受賞しました。経済産業大臣賞以外にも、以下の製品が高く評価されました:
  • - アネッサ パーフェクトUV ブラッシュオンパウダー:包装技術賞を受賞。持ち運びに便利なブラシ一体型のUVカットパウダーです。
  • - イプサザ・タイムR アクア:包装技術賞(テクニカル包装賞)を受賞。リサイクルPETを使用した美しいデザインの容器が特徴です。
  • - SHISEIDO アルティミューン™ パワライジング セラム:包装部門賞を受賞。環境にも配慮しつつ、重厚感を維持したパッケージが評価されました。

これらの受賞結果は、資生堂の品質と環境への配慮がいかに密接に関連しているかを示しています。

受賞式の開催



表彰式は8月27日に東京都内で行われ、受賞製品の代表者がその成果を共有しました。資生堂はこれからも持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続ける意向を表明しています。これには、環境に優しい原材料の調達や、研究開発での新たな技術革新が含まれます。

日本包装技術協会について



公益社団法人日本包装技術協会が毎年開催するこのコンテストは、包装のデザインやロジスティクスなど、多角的な観点から最高のパッケージを選定しています。2025年の応募件数は329件におよび、ジャパンスター賞は僅か13作品が受賞しました。今年のように、厳選された作品に対してGPマークの使用許可が与えられることもこのコンテストの特長です。

今後の展開



さらに、受賞作品は10月3日・4日に埼玉県越谷市のイオンレイクタウンで開催予定の「暮らしの包装商品展2025」に展示されることになっています。また、世界的なコンテストであるワールドスターコンテストへの出品資格も得られるなど、資生堂の技術はさらに国際的な注目を集めることでしょう。

資生堂のR&D戦略は、DYNAMIC HARMONYという理念のもと、持続可能性とブランド価値向上を両立させる試みに基づいています。この考え方は、今後の製品開発にも反映されていくと期待されています。

資生堂の取り組みは、化粧品業界において重要な環境のリーダーシップを示すものとなっており、今後の動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社資生堂
住所
東京都中央区銀座7-5-5
電話番号
03-3572-5111

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 資生堂 パッケージング LiquiForm

Wiki3: 東京都 資生堂 パッケージング LiquiForm

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