歯科医療の革新
2025-04-30 18:49:27

ナノイズムジャパンと東京科学大学が進める歯科医療の革新研究

ナノイズムジャパンと東京科学大学の共同研究



2025年4月、ナノイズムジャパン株式会社が東京科学大学との共同研究をスタート。目的は、同社の革新的な製品である極薄ジルコニアラミネートベニア「La Briller(ラブリエ)」の接着技術をさらに発展させることです。これは、従来の治療法と異なり、「削らずに貼るだけ」という低侵襲性が特長で、多くの臨床現場でその実績を積んできました。

この共同研究の中心的役割を担うのは、東京科学大学の口腔デバイス・マテリアル学分野の猪越正直教授。彼は、ジルコニア素材の接着技術においての権威であり、国際的にも認められた研究者です。彼の研究チームは、ラブリエが持つ既存の高い接着性を基に、さらに長期的に安定した接着技術を追求し、国際的な臨床基準にも適合した技術の開発を目指しています。

極薄ジルコニアラミネートベニア「ラブリエ」の特性



ラブリエの特徴は、わずか0.04mmという超薄型構造にあります。多くの歯科医療現場で使用されているラブリエは、歯の表面に存在する微細な凹凸に対して驚異的なフィット感を持ち、自然な仕上がりを実現します。特に、世界トップクラスの高精度マイクロ光造形技術によって、その適合率は±10µmと非常に高精度であり、装着後の空隙をほとんどゼロに保つことができます。この技術によって、通常のセラミック材料の強度や弱点を克服することができ、「薄くても強い」製品が提供されています。

研究の意義と今後の展望



ナノイズムジャパン代表取締役の何軍氏も、この共同研究の意義を強調し、「すでに完成された技術」とされる領域に、新たな挑戦が求められていると述べました。具体的には、ジルコニアの強度を保ちつつ、接着による応力分散を実現し、予知性の高い歯科治療を実現することを期待されています。

猪越教授は「ラブリエの技術を進化させることで、より安心して使える素材を歯科トリートメントに取り入れていく」と意気込みを見せています。この研究の進展によって、さらなる新たな治療法が近い将来に登場することが期待されているのです。

ナノイズムジャパンの企業ミッション



ナノイズムジャパン株式会社は、超精密マイクロ光造形技術を駆使し、ジルコニアベニア「ラブリエ」の開発を戦略的に行っています。研究開発部門では、大学や医療機関との協働に積極的で、低侵襲で長期安定性に優れた歯科治療の標準化を目指し続けています。このアプローチは、患者の負担を軽減し、より多くの人々が高品質な歯科治療を受けられるようになることを目指しています。

今後もナノイズムジャパンと東京科学大学の共同研究が進展すれば、歯科医療の新たな未来が切り開かれることでしょう。是非、続報に注目してください。


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会社情報

会社名
大河実業株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町4-4-3喜助日本橋室町ビル5階
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