小学生とAIの関係
2026-08-27 12:07:15

小学生のAI利用実態調査、夏休みの宿題での活用状況を探る

小学生のAI利用意向と宿題における実態



株式会社小学館が発表した「コロコロコミック研究所」の調査によると、男子小学生のAI利用についてさまざまな実態が明らかになりました。この調査は、2024年に始まったプロジェクトの一環で、小学1年生から6年生までの752人を対象に実施されました。調査結果や所長の小林浩一氏の分析を通じて、小学生たちがどのようにAIを日常生活に取り入れているのかを探ってみました。

AIを使ったことがある小学生は約半数


調査によれば、回答した752人の中で50.4%の児童が「AIを使ったことがある」と回答しています。具体的な使用目的では、「知りたいことや調べごとをする」が74.9%という高い割合を示しました。また、38%が「遊びやゲームのことを聞く」、31.1%が「会話や暇つぶしの相手」になってもらうとしています。意外にも「勉強や宿題を手伝ってもらう」は21.6%に留まり、AIは主に情報収集や遊びとして使われていることが分かります。

宿題ではAIを使わない小学生が多数


宿題でのAI利用についても興味深い結果が得られました。71.8%の児童が「宿題にAIを使ったことはない」と答え、わずか5.8%しか「AIの答えをそのまま使った」とは答えていません。これは、多くの小学生がAIに頼らず、自分の力で課題に取り組む姿勢を持っていることを示しています。夏休みの宿題に関しては、58.6%が「AIを使わない」と回答しており、具体的な利用法としては「自由研究や絵日記のアイデアを相談する」という意見がありました。

考える力への懸念


また、この調査では63.0%の小学生が「AIを使うことで考える力が弱くなるのではないか」と不安を抱いていることも分かりました。この世代は論理的思考能力を伸ばしている時期であり、AIの利用がその発達に影響を及ぼす可能性が懸念されています。家庭においてAIに関するルールが確立されていないという回答も65.2%に達し、家庭教育における課題が浮き彫りになりました。

AIの見分け方に苦労する小学生


46.0%の小学生がAIが作成した画像や動画を本物だと信じたことがあると回答し、その原因としては「見た目が変なところを探す」という回答が最も多く、指の数や画像の違和感に気付いていることが分かりました。AI技術が進化する中で、小学生たちは日常的にそうした作品に触れ、自分なりの方法で見分ける力を身に付けているようです。

情報源は身近な人が中心


調査の結果、AIの利用に関する情報源としては、41.4%が「おうちの人」であり、続いて「YouTube」が26.6%、学校の先生や友達が25.1%という結果が出ました。これは、家庭が子どもたちのAIリテラシーを育てる重要な役割を果たしていることを示唆しています。

まとめ


今回の調査により、小学生たちがAIをどのように認識し、利用しているのかが明らかになりました。彼らは、AIとの関係を考えつつ、自分自身の思考力を維持しようとしています。家庭でのAIルールの設定や、子どもたちとの対話を通じて、彼らがAIにどう向き合うかを共に考えることが大切です。これからの時代における「考える力」の重要性を実感させられる結果となりました。


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会社情報

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株式会社小学館
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