秋のアニメイベント「アニメ東京ステーションの秋まつり」配信開始

アニメ東京ステーションの秋まつり

2023年の秋も、アニメファンを楽しませる特別なイベントがやってきました。アニメ東京ステーションが11月15日から30日まで配信する「アニメ東京ステーションの秋まつり」。このイベントは、11月4日に開催された公式YouTube番組の公開収録イベントで、その様子がYouTubeで視聴可能となります。

イベントの冒頭では、声優の冨永みーなさんが司会を担当し、名塚佳織さんと山口智広さんがゲストとして登場。アニメ東京ステーションの2周年を祝うにふさわしく、冨永さんと名塚さんは美しい着物姿で登壇し、山口さんは白いタキシードをまとっての登場です。彼らの華やかな姿に、観客は早くも期待が高まります。

トークコーナーでは、「大好きアニメトーク」が展開され、各自のアニメとの出会いや、声優業を志すきっかけになった作品について語られました。名塚さんは、自身の初主演作である『おじゃる丸』を挙げ、特に中学時代に出会ったミュージカルの舞台での経験を通じて声優の道に進むことになったことを語りました。山口さんも複数のアニメタイトルを挙げ、大人になってからの深夜アニメの魅力に心を動かされたことを話しました。このような話題で会場は笑いに包まれ、彼らの感謝の気持ちが溢れる瞬間も印象的でした。

さらに、イベントを盛り上げるために、レジェンド声優の野沢雅子さんからのお祝いメッセージが紹介されました。彼女の言葉には温かい応援が込められており、冨永さんはその影響を語りました。観客は笑顔でこのメッセージを受け止め、アニメ東京ステーションへの期待感が一層高まりました。

後半は朗読劇「くものきれまに」が行われました。冨永さん、名塚さん、山口さんによる迫力あるライブパフォーマンスが繰り広げられ、パーカッションの生演奏やオリジナルBGMがさらに臨場感を増しました。観客はその世界に引き込まれ、朗読劇の終了後には大きな拍手が送られました。

これを受けて、原作者であるきむらゆういちさんも登場し、三人とトークセッションを行いました。彼は感動を持って朗読劇を見守りながら、作品への新たな見方を示しました。声優たちはその言葉を受け、緊張した面持ちの中にも安堵感が漂う瞬間だったでしょう。

この模様は、11月15日から30日までアニメ東京ステーションの公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。更に朗読劇「あらしのよるに」シリーズ全3作の上映会も11月21日に予定されていますので、ファンはぜひこの機会をお見逃しなく！