地域活性化に力を入れるKOMPEITOの新たな挑戦
株式会社KOMPEITOが運営する設置型社食サービス「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」が、愛知県に新たな拠点を開設しました。これにより、全国に7拠点目となるこの拠点は、地産地消を促進し、地域活性化への取り組みを加速する役割を果たします。
地産地消の推進
KOMPEITOはお客様に新鮮な商品を届けるため、製造と物流の拠点設定を進めています。愛知県の新拠点もその一環で、業務用カット野菜の製造や生鮮食品の物流を担当する地元企業4社との提携が実現しました。これにより、愛知県から新鮮な食材を翌日にはオフィスに届けることが可能となります。具体的には、わかば農園株式会社、東海ベジフル株式会社、株式会社ウイング、そして物流パートナーのSBSフレック株式会社が名を連ねています。
この提携を通じて、KOMPEITOは東海エリアでの地産地消を実現し、地域の農産物をより多くの企業に届けることを目指します。たとえば、わかば農園が育てた水耕栽培の水菜を用いたサラダなど、地域の特色を反映したメニューが楽しめます。
地域企業との連携
KOMPEITOは、地域の金融機関とも連携しており、地元企業の健康経営や職場環境の改善を促進する支援を行っています。全国で約65以上の金融機関と提携し、地域食材を使用した商品の販路拡大を図っています。このような取り組みは、地域全体の活性化にも寄与することを目指しています。
SDGsへの取り組み
さらに、KOMPEITOはSDGsに配慮した商品開発にも注力しており、規格外の食材を活用したメニューを提供しています。たとえば、出荷時に生じる端材や規格外の野菜を使用したポタージュスープやアイスブロッコリーといった商品です。これにより、フードロスの削減にも貢献しています。
生活の中での健康を重視
「OFFICE DE YASAI」は、企業側にとって社員の健康促進を実現できる重要なサービスです。冷蔵庫や冷凍庫をオフィスに設置することにより、社員は手軽に健康的な食事を摂取できます。これは健康経営の一環として、社員満足度を向上させ、社内コミュニケーションの活性化にもつながる取り組みとなっています。
社会へのインパクト
KOMPEITOが愛知県に開設した新拠点は、地域の農業や企業に新たなチャンスを提供し、地域全体の活性化に寄与することでしょう。これからも地域の農産物を取り入れ、健康的で美味しい食事の提供を通じて、人々の生活の質を向上させることが期待されています。その活動は、地域の持続可能な発展に向けた重要な一歩となることは間違いありません。