新作「Girard Flower Table」
2025-04-17 15:30:08

Herman Miller、アレキサンダー・ジラードの「Girard Flower Table」を新たに展開

Herman Millerの新作「Girard Flower Table」



Herman Millerは、アメリカのデザイナーアレキサンダー・ジラードが手掛けた「Girard Flower Table」を新たにコレクションに加えました。ジラードは、1952年から20年以上にわたり、Herman Millerのテキスタイル部門の初代ディレクターを務め、オフィスや住宅に色彩と遊び心をもたらしました。

アレキサンダー・ジラードと彼のデザイン



ジラードは、1907年に生まれ、モダンデザイン界の巨星たち、ジョージ・ネルソンやチャールズ&レイ・イームズと共に革新を進めました。1950年代には、建築家エーロ・サーリネンと共にインディアナ州コロンバスにMiller Houseを設計し、独自のデザイン理念をインテリアに取り入れました。特に、掘り込み型のシーティング「カンバセーションピット」は、彼のデザインによる空間の象徴とも言えるものです。

このMiller Houseには、彼が特別にデザインした真鍮製の「Flower Table」が存在し、現在もその場所に飾られています。このテーブルは、2022年にジラードの孫たちによって再解釈され、現代のインテリアにもフィットする形で再登場しました。

「Girard Flower Table」の特徴



新たに展開される「Girard Flower Table」は、優雅に咲く花をイメージしたデザインが特徴です。円形の天板には波型のエッジが施され、花びらを模した脚部が印象的なシルエットを生み出しています。サイズはスモールとラージの2種類、カラーはアンスラサイト(ダークグレー)とビビッドレッドの2色展開となっており、パウダーコート仕上げのスチール製です。これにより、屋内でも屋外でも使用可能な多用途なテーブルとなっています。

価格はスモールが193,600円(税込)、ラージが260,700円(税込)です。

展示情報とキャンペーン



また、Herman Millerは国立新美術館で2025年6月30日まで開催される「リビング・モダニティ住まいの実験 1920s-1970s」に協力しており、「Girard Flower Table」を含むいくつかのアイテムを出展しています。期間中、東京都内のHerman Miller直営店舗で20,000円以上購入すると、美術館観覧券がペアでプレゼントされるキャンペーンも行われています。欲しい方は早めの訪問をおすすめします。

アレキサンダー・ジラードの影響力



ジラードのデザインはその温かみと人間味で知られ、色彩やテクスチャーの大切さを教えてくれます。彼のデザイン哲学はHerman Millerに受け継がれ、特に新製品においてはその精神が反映されています。Herman Millerは、ジラードによるデザインを唯一認定された製造会社として、業界の模範となる存在です。

ジラードは、自身のスタジオをニューヨークで設立後、デトロイトに拠点を移し、数々の素晴らしいデザインを世に送り出しました。幅広いジャンルで多くの人に愛される作品を提供し続けている彼の遺産が今もなお息づいていることを強く感じる新作の発表です。

まとめ



Herman Millerの「Girard Flower Table」は、シンプルながらも独自の存在感を持っており、現代のインテリアに新たな息吹をもたらします。インテリアデザインを愛する人々にとって、ぜひ手に入れたいアイテムと言えるでしょう。


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会社情報

会社名
ハーマンミラージャパン株式会社
住所
東京都千代田区丸の内3-4-1  新国際ビル 2F
電話番号
03-3201-1830

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