女子カーリング日本代表チーム、全農の支援で力強い戦いを展開
2025年3月15日から23日まで開催された「世界女子カーリング選手権大会2025」。この国際大会で、日本代表チームが全農のサポートを受け、堂々たる戦いを繰り広げました。全農は、チームの食生活を支えるために、韓国・ソウルの日本家庭料理店「由佳の家」と協力し、栄養満点の「おにぎり弁当」を提供しました。
現地のサポートで力を発揮
大会の初日から、全農は選手の試合日程に合わせて、1日2食のおにぎり弁当を用意しました。日本産米を使用したおにぎりは31種類以上を揃え、しおふき昆布や梅干しといった現地の食材を取り入れたおかずとともに、日替わりで選手に届けられました。特に印象的だったのは、選手たちが直接その場で味わった「オムライスおにぎり」や「梅ひじきおにぎり」。毎食異なるメニューが提供され、選手たちの体力や集中力を支える重要な要素となりました。
カーリング女子日本代表チーム、フォルティウスは、2月には首都圏で開催された「日本カーリング選手権大会 横浜2025」で見事に優勝。その勢いをもって今回の大会に挑みましたが、残念ながら1次リーグで4勝8敗の9位となり、予選リーグ敗退となりました。それでも、世界の強豪国との接戦に選手たちは奮闘し、勇敢な姿勢が観る者の心を打ちました。
選手たちからの声
試合を終えた後、スキップの吉村紗也香選手をはじめ、選手たちからは全農への感謝のコメントが寄せられました。吉村選手は、「毎食違ったメニューや量を調整していただき、長期間の戦いにも耐えられる体力をつけることができました」と語りました。次に、近江谷杏菜選手は「大会中の体力を支えるために、日本産米のおいしいおにぎりを楽しむことができて、とても感謝しています」と感激の意を表しました。
他の選手たちも、それぞれのコメントで「美味しいご飯がエネルギーを満たしてくれました」「栄養バランスが整った食事のおかげで、気持ち良く試合に臨めました」と語り、全農のサポートがチームの士気を高める要因になったことを明らかにしました。
全農の取り組み
全農は、2019年度より海外遠征時における選手たちの食事サポートを本格的に開始しました。選手たちが異国の食文化や衛生面での不安を抱える中、栄養面を考慮した食事を提供することで、パフォーマンス向上につなげています。カーリングに限らず、卓球日本代表選手たちの支援も行いながら、「ニッポンの食」を大事にした活動を続けています。
全農は、今後も日本代表選手たちが世界で活躍できるように、食を通じたサポートを強化していく方針です。今後の成長と期待に目が離せません。
大会の概要
- - 大会名: 世界女子カーリング選手権大会2025
- - 日程: 令和7年3月15日(土)~23日(日)
- - 開催地: 韓国・ウィジョンブ
- - 出場選手: フォルティウス(近江谷杏菜、 小谷優奈、小野寺佳歩、吉村紗也香、小林未奈)
- - 詳細情報: World Curling Championship 2025(英語)
全農の公式ツイッターアカウント
@zennoh_sportsでも、スポーツ関連情報やアスリート支援の取り組みを発信しているので、ぜひチェックしてみてください。