マニュライフ生命とmore treesの新たな森林再生プロジェクトが始動へ
マニュライフ生命とmore treesの森林再生プロジェクト
マニュライフ生命保険株式会社は、一般社団法人more treesと手を組み、2024年秋から和歌山県田辺市において森林再生プロジェクトを開始することを発表しました。この取り組みは、日本国内の森林の生物多様性を回復することを目的としています。
日本の森林は国土の約67%を占めていますが、戦後の造林活動により多くがスギやヒノキなど、市場価値の高い樹種に依存しています。このため、さまざまな在来植物や動物が失われ、生態系のバランスが崩れているのが現状です。このプロジェクトでは、在来種の適切な植栽を通じて上記の問題にアプローチし、地元の専門家や学術機関と連携しながら持続可能な森林管理を進めていきます。
プロジェクトの第一歩として、マニュライフは持続可能な未来を加速させるべく、2024年秋に植林活動を開始します。この活動は、同社が掲げる「インパクト・アジェンダ」の一環であり、持続的な心身の健康促進、ビジネスチャンスの創出、持続可能な未来の実現を柱としています。
特に、国連が提唱している持続可能な開発目標(SDGs)にも関連しており、MDGs15「陸域生態系の保護、再生、持続可能な利用の促進」に寄与することを目指しています。マニュライフ生命は、社会貢献活動を通じて、持続可能な社会を築くためのインパクトを与える企業としての役割を果たします。
more treesについて
more treesは、音楽家坂本龍一氏により設立された森林保全団体で、建築家の隈研吾氏がその代表を務めています。2007年に設立されたこの団体は、森林破壊と地球温暖化の危機に対して行動を起こすことを目的としており、現在では国内外に22か所の「more treesの森」を展開しています。regionとの協働による森林保全活動や、国産材を利用した商品開発、セミナーやイベントを通じた森の情報発信など、多様な取り組みを行っています。彼らは「都市と森をつなぐ」をキーワードにし、森と人間が長く共生できる社会を目指しています。
マニュライフ生命について
マニュライフ生命は、カナダに本社を持つ金融サービスグループの一部で、保険事業を通じて顧客の生活の質を向上させることに力を入れています。同社は、各種保険や金融サービスを提供することで、顧客が自分に最適な保障を選ぶ手助けをしています。マニュライフの社会貢献活動やサービスについては、公式ウェブサイトやLinkedInアカウントで詳細情報を確認できます。
今後もマニュライフ生命は、社会に良い影響を与えるための活動を続けていく所存です。
会社情報
- 会社名
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マニュライフ生命保険株式会社
- 住所
- 東京都新宿区西新宿3丁目20番2号東京オペラシティタワー30階
- 電話番号
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03-6331-6900