Ubieの革新的なAIガバナンスの取り組み
Ubie株式会社は、経済産業省および総務省が発表した「AI事業者ガイドライン(第1.1版)」にスタートアップの先進例として掲載され、その取り組みが注目を集めています。このガイドラインは、AI技術の利用拡大に伴う社会的リスクの多様化に対応し、安全で安心なAI活用を促進することを目的としています。
「AI事業者ガイドライン」とは?
AI事業者ガイドラインは、AI開発者、提供者、利用者がAIのライフサイクル全体でリスクを認識し、それに対する対策を自主的に実行できるよう支援するための指針として2024年4月に策定され、2025年3月に改訂されたものです。このガイドラインに従うことで、イノベーションの促進と、リスクの軽減を両立させるフレームワークを共創することが期待されています。
Ubieの使命と取り組み
Ubieは「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションのもと、医療機関向けのAI問診や、症状検索エンジン「ユビー」などのサービスを展開しているヘルステックスタートアップです。特にAI・生成AIを活用したプロダクト価値の最大化と社内利用による生産性向上を目指し、リスクに関する検討も行っています。
Ubieでは、アジャイルな開発手法を前提にした迅速かつ適切な社内体制を構築し、限られたリソースを効果的に活用するよう努めています。さらに、業界団体「日本デジタルへルス・アライアンス」に参画し、生成AI活用に関する業界ガイドラインの策定をリードするなど、業界全体のルール作りにも寄与しています。
AIの安全性と倫理性の確保
Ubieは、AI技術の社会実装を進める中でその安全性と倫理性の確保が不可欠であると考えています。AIガバナンス体制の構築に向けた取り組みは、医療の現場におけるAIの利用を推進し、利用者にとっても信頼性の高いサービスを提供することを目的としています。
今後の展望
Ubieは引き続きAI技術の可能性を追求し、社会に貢献できるサービスの提供に努めます。特に医療の分野で新技術のイノベーションを促進し、安心・安全な環境の構築を目指して社会全体に好影響を与えることを目指しています。
会社概要
設立:2017年5月
所在地:東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号 日本橋ライフサイエンスビルディング4 5F
代表者:共同代表取締役 医師 阿部 吉倫、共同代表取締役 久保 恒太
URL:
Ubie公式サイト
このようにして、UbieはAIの持つ潜在能力を活かしながら、それを安全に利用できる環境の構築を目指して着実に前進しています。