山岳保全サミット開催
2024-08-27 18:54:53

南アルプスユネスコエコパーク登録10周年記念 初の山岳保全サミットを開催

南アルプスユネスコエコパーク登録10周年を祝うサミット



2023年8月24日から26日までの3日間、山梨県北杜市で「第2回日本山岳保全サミットin北杜」が開催されました。このイベントは、南アルプスユネスコエコパークにおける山岳資源の保全とその利活用について議論し、未来への取り組みを考える場として設けられました。サミットは、山岳保全に精力的に取り組む団体や多様な参加者が集まり、意見を交わす貴重な機会となりました。

開催の背景



南アルプスユネスコエコパークは2014年に登録され、現在も地域の美しい自然と文化を守る活動が続けられています。北杜市内での登山道の維持管理が重要な課題として認識され、一般社団法人北杜山守隊が中心となり、全国的に発展する山岳保全活動を推進しています。今回のサミットは、その10周年を迎えた記念すべきイベントであり、さらなる市民の参加を促すことを目的としています。

サミットプログラム



サミットは3日間にわたって、さまざまなプログラムが行われました。初日の活動発表会には150人が参加し、11団体がそれぞれの活動や課題について発表を行いました。2日目は、台湾の徐銘謙氏を招いての基調講演や株式会社ヤマップの春山慶彦氏による特別講演があり、参加者たちは山岳資源の価値を深く理解する機会を得ました。

最終日には、実際の登山道の保全作業やトレッキングイベントが行われ、参加者が自然環境に直接触れながら学ぶことができました。延べ384人が参加したこのサミットは、多くの人々が山岳保全の重要性を理解し、積極的に関与するきっかけとなりました。

登壇者の紹介



特に注目されたのは、春山慶彦氏の講演です。彼はヤマップを通じて日本の登山者と自然をつなぐ取り組みを行っており、参加者に向けて最新の技術やアイデアを共有しました。一方で、台湾の徐銘謙氏も自身の経験を基に、登山道におけるエコフレンドリーな取り組みについて教えてくれました。

まとめ



南アルプスユネスコエコパーク登録10周年を記念するこのサミットは、地域の自然環境を保全し、次世代に引き継いでいくための重要な一歩となりました。今後も地域住民や団体、企業が連携し、持続可能な社会づくりに向けた活動が続けられることが期待されています。参加者はそれぞれの立場から新たな知識を持ち帰り、地元の自然環境保護活動に積極的に関わることが求められています。このような取り組みが全国的に広がることで、さらなる環境の保全と地域の発展が実現することを願っています。


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会社情報

会社名
.css-zir7v7{font-size:15px;font-weight:600;line-height:1.5;color:rgba(0, 0, 0, 0.7);}山梨県北杜市
住所
山梨県北杜市須玉町大豆生田961-1
電話番号

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