高校生の政策が未来を育む「全国高校生政策甲子園」
2025年7月26日、福岡県糸島市にて「第三回全国高校生政策甲子園」の九州沖縄地区予選大会が初めて開催されます。公益社団法人日本青年会議所が主催し、多くの高校生たちが参加を希望しています。このイベントは、高校生たちが社会課題について真剣に考え、政策を提案する貴重な機会です。
高校生政策甲子園は、全国の高校生を対象とし、設定されたテーマに基づいて政策を立案し、それを実際に政府に届けることができるコンテストです。日本青年会議所は、若者の政治への関心を高め、議論ができる環境を整えることを目指しています。
主権者教育の重要性
主権者教育は、一人ひとりが自らの意思で政治や社会に参加し、民主主義の支え手となるために必要な知識や態度を育む教育です。近年、選挙権が18歳に引き下げられたことに伴い、高校における主権者教育の重要性が高まっています。この取り組みを通じて、高校生たちは自らの声を政策として具現化します。
九州沖縄地区予選大会の概要
今年の大会には、設定テーマ部門「未来の日本を創造する!持続可能なデジタル政策!」と自由設定部門「あなたは総理大臣!地域の社会課題と明るい未来!」の2部門があります。地区予選には、計12チームが参加し、決勝大会への出場権を目指します。
具体的なスケジュール
- - 日時:2025年7月26日(土)9:45~15:05
- - 会場:糸島市議会議事堂
- - 内容:開会宣言、ルール説明、政策発表(各チーム5分)、質疑応答、結果発表など
出場するチームの一部を紹介します:
- - 長崎県の精道三川台高等学校は、「スマホ供給PROJECT」を提案。地域密着型のデジタルリーダープログラムを立ち上げ、スマホの格差を解消することを目指します。
- - 大分県立情報科学高等学校「HEARTS」は、スマート農業で地域の持続可能な共生社会をつくる政策提案を行います。
- - 地元福岡からは、糸島農業高等学校「食育道」プロジェクトが参加し、地域と未来をつなぐ食育の重要性を訴えます。
決勝大会に向けた期待
決勝大会は2025年8月25日、国会議事堂で開催されます。そこでの演説とインターネット投票を通じて、若者たちのアイデアがどのように評価されるかが見どころです。
在会者は直接評価を行い、またインターネット投票により、多くの支持を集めたチームが最優秀賞を獲得します。このように、政策甲子園は単なるコンテストではなく、互いの政策を評価し合う場としての役割も果たしています。
参加は未来を切りひらく高校生たちにとって重要なステップです。彼らの発表を通じて、私たちも未来を考えるきっかけを得られるでしょう。
お問い合わせ
全国高校生政策甲子園に関する詳細は、公式サイトや日本青年会議所の連絡先までお問い合わせください。
この一大イベントに、ぜひご注目ください!若き政策立案者たちの情熱が、明るい未来を育む原動力となるに違いありません。