新型コロナウイルス対策としての新たな取り組み
新型コロナウイルスの影響が続く中、私たちの生活には新しい習慣が求められています。株式会社UDエスカレーターは、エスカレーターの手すりを利用した新しい啓発方法を提案しました。特許技術を活かして、事故防止に加え、新型コロナウイルスへの対策も行うこの取り組みは、6月15日から無料で提供されることになりました。
■手すりを通じた視覚的啓発
「ソーシャルディスタンス」や「3密」を避けることが重要ですが、その距離感を具体的に示すのは容易ではありません。しかし、UDエスカレーターが提案するのは、エスカレーターの手すりに「UDマーク」を設置することです。このマークが視覚的情報として乗降者に定着し、自然と意識が高まる効果が期待されます。また、手すりに使用される特殊なシートには銀イオンが含まれ、優れた抗菌効果も発揮します。
■効果的な視認性
実際、UDマークをプリントした特殊シートを手すりに貼ると、視覚に問題がある方でもエスカレーターの進行方向を約4倍のスピードで認識できることが実証されています。このデザインの配置には工夫が必要で、適切な視認性を確保することで啓発効果が一層高まります。デザインだけではなく、その空間づくりにも配慮が必要であることが分かります。
■なぜ手すりなのか
エスカレーターの手すりは、私たちの日常生活において非常に高い視認性を持つ場所です。通勤や通学、買い物、レジャーなどさまざまな場面で活用されるこのインフラの中で、手すりを定常的な啓発媒体として利用することで、乗降者が立ち止まった際に約25秒間にわたって継続的に効果を発揮することが期待されます。エスカレーター自体が生活動線の中で重要な役割を果たすため、この場所を利用した啓発活動は有効です。
■新型コロナウイルス対策の重要性
新型コロナウイルスは今後も私たちの生活に影響を及ぼす可能性があり、感染防止対策を習慣化することが求められます。ワクチンの開発が進む中で、私たちができる最も効果的なことは「ソーシャルディスタンス」を守り、「3密」を回避することです。この取り組みは、今後の波に対抗するためにも、社会全体で意識を高めていく必要があります。
■キャンペーンの実施
「みんなで乗り越えよう!」キャンペーンとして、UDエスカレーターは先着10基の手すりを無料で施工することを発表しました。このキャンペーンは、多くの企業や自治体が行っている新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるための取り組みの一環として行われます。私たちは、エスカレーターを通じて感染リスクを軽減し、皆でこの困難な時期を乗り越える一助になればと願っています。
■企業情報
株式会社UDエスカレーターは、東京都港区虎ノ門に本社を置き、革新的な技術を用いた製品を提供しています。詳細な情報は、
公式ウェブサイトをご覧ください。
以上の取り組みを通じて、みんなで協力し、この未曾有の困難を乗り越えていきましょう。